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キャスト編集

演者-ウィリアム・サドラー

吹き替え-大塚芳忠(VHS・DVD・BD版)、堀勝之祐(テレビ朝日、日曜洋画劇場版)、大塚明夫(フジテレビ、ゴールデン洋画劇場版)


概要編集

ダイ・ハード2に登場するテロリストのリーダーで狂信的な反共主義者の元アメリカ陸軍大佐。その反共的な思想のため軍から追放されている。

初登場がホテルの1室で全裸状態て太極拳の動作をするという衝撃的シーンは、劇場やお茶の間で見ていた人たちにインパクトを残している。


シリーズでは恒例となっている私利私欲のために事を起こしている連中がいる中で、珍しく大義のために行動をおこしており、かつてアメリカが支援していたバルベルデ共和国の独裁者で麻薬王でもあるエスペランザ将軍がコカイン取り引きなどの罪で法廷での証言のため軍用機でワシントンに送還される情報を掴み、エスぺランザを奪還すべくワシントンDC・ダレス国際空港の機能の麻痺・乗っ取りを実行している。


元軍人なためか冷徹な精神力と部下を殺された報復に燃料切れが近かったウィンザー114便の旅客機を墜落させるという冷酷非情の持ち主で、このシーンがトラウマに残った視聴者も多かっただろう。


指揮能力もさることながら近接格闘術も優秀で、シリーズの中で唯一敵マクレーンと素手で闘った敵のリーダー(3では悪党のリーダー役であるジェレミー・アイアンズは自分がマクレーンの肉弾戦の相手だと思いトレーニングしていたものの、別の役者が肉弾戦の相手だったのは内緒である)。


滑走している飛行機の左翼の上でグランド大佐を喪いながらマクレーンをボッコボコにした上に蹴り落として勝ち誇っていたが、マクレーンが滑走路へ落ちる寸前に燃料バルブを開けた事を見落としたために、彼が放ったライターを介して炎が飛行機に到達、仲間や将軍共々断末魔を上げながら上述した行動の因果応報という形でクリスマスの夜空に爆散していった。その死に様はジョセフ・ジョースターが言う、「相手が勝ち誇ったときそいつはすでに敗北している」という死亡フラグの結果を象徴する場面である。


その結果、彼らの棺桶となった飛行機の引火した燃料が残した灯りが、上空を旋回していた旅客機の着陸誘導灯代わりとなり多数の命を救ったのである。



関連タグ編集

ダイ・ハード 悪党 テロリスト 冷血

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