リビアン
2
りびあん
ここでは「鉄腕アトム」に登場するロボットに関して記述する。
CV:よこざわけい子
『鉄腕アトム』TVアニメ第二期にのみ登場するキャラクター。原作には登場しないが、設定から恐らく「青騎士の巻」に登場するロボット・マリアがモデルと思われる。
恐らく日本アニメ史上初のメイド萌えキャラ。
金髪の女性を模したロボットで、ワルブルギス博士(青騎士を作らせたブルグ伯爵と瓜二つ)に仕える侍女だった。そしてギスがアトムの設計図をパクって建造したアトラスの教育係を務めることとなる。
その後些細な失敗でギス博士の怒りを買って破壊されてしまうが、オメガ因子(自分の意志で悪事を行う装置)により生みの親であるギスを倒したアトラスによって残骸は回収され、作り直される。
これに伴い、衣服も人間への隷属を示す侍女の服装ではなく、人々の上に君臨する女王の如きレオタードドレス(完全にアトラスのシュミ)に変更された。
そのままアトラスは自らの身体を大人ボディに再改造し、知能や凶暴性も増した。しかしリビアンに対する思慕の情は体の成長に伴い大きくなっていき、残虐非道な彼であってもリビアンが止めに入った時には気持ちを抑えるようになっていった。
いわば彼女はアトラスにとっての側近であり、乳母であり、姉であると共に、ジミニー・クリケットでもあったのである。
最後は地球に襲い来るエイリアンの群れに向け、要塞で突っ込もうとするアトラスに寄り添い、要塞ごとブラックホールと成り果ててエイリアンを滅ぼした。
要塞の操縦室で肩を抱く二人の姿は、人間よりも人間らしかった。
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