概要
アルゼナル司令官ジルを中心にサリア、ジャスミン、マギー、メイのメンバーが企画する計画。
計画の内容は不明だが、ジャスミンによれば多数の死者が出ることが予想される模様で、その為にマナ国家から派遣されているエマ監察官にも秘密にしている。
この計画にはヴィルキスが非常に重要な役割を果たすらしく、今までヴィルキスを起動できるメイルライダーが居なかった為に決行出来なかったが、当機を起動できるアンジュが現れた事で、ジル達は計画を実行に移す事を決意する。
計画参加者のサリアは、自分がヴィルキスを操縦したいらしく、不満に思っている。
リベルタとはイタリア語で”自由”を意味する。
ネタバレ
ここから先は本編に関するネタバレになりますので、ご注意ください。
すべての元凶であるエンブリヲによりノーマや古の民がマナを持つ者により虐げられる世界になった事を憂い、アルゼナルのノーマと古の民が手を組み、エンブリヲを打倒し、世界を改変すべく起てた計画であり、計画にはラグナメイルであるヴィルキスが必要不可欠であり、どのような事態でもヴィルキスを最優先としている。
かつて第一次リベルタスを立ち上げるも、ジルが最後の要件である歌を習得していなかった事により、計画は失敗に終わり、右腕と指輪を失ったジル以外のメンバーは死亡、ヴィルキスは破壊された事にして、新たなる適合者が現れるまでアルゼナルに隠匿されていた。
表向きは高性能ながらも出力・操縦系に難がある旧式機として、長らくアルゼナルの格納庫に放置されていたが、適合者であるアンジュが現れたため、ジルにより与えられ、戦闘中にアンジュが流した血に触れた斑鳩王家の指輪が反応して本来の姿を取り戻すなど、二つの要件は習得済みであったが、残る一つがまだわからない為、しばらく様子見をしていた。
サラ率いるドラゴンの襲撃の際、アンジュがサラの歌を聞いて、母から伝えられた伝承歌「永遠語り」により、ヴィルキスの真の力を覚醒する事に成功し、最後の鍵である「歌」を取得に成功。
しかし、アルゼナルがジュリオ率いるミスルギ皇国軍の攻撃を受け、急遽、リベルタス発動と共に基地の主要人物と人間に反抗する意思のあるノーマ達が移乗しアルナゼルから発進した。
しかし、リベルタスの要であるアンジュ、ヴィルキスをロストしてしまい、エンブリヲのラグナメイル部隊「ダイアモンドローズ騎士団」と交戦しながら、逃走を続けていた。
平行世界から帰還したアンジュ達と合流、向こう側である並行世界での出来事を伝えられた上、ドラゴンとの共闘を持ちかけたが、エンブリヲへの復讐心に取り憑かれたジルはリベルタスに固執し手段を選ばないやり方によりアンジュの反発を買ってしまい、脱走を招いた上、サリア達ダイアモンドローズ騎士団によりミスルギ皇国へ連れ攫われる結果になってしまった。
本来はノーマを解放を目的としたリベルタスだったが、上記の第一次リベルタスの際、ジルはエンブリヲに心を支配され人形になってしまい、それが原因で失敗に終わり、メイの姉やタスクの母親を含めた仲間達が死亡し、さらにヴィルキスを使いこなす事ができずに仲間を救う事が出来なかった事に涙を流し、「女としての弱さ」に負けてしまった故、エンブリヲへの復讐心に取り憑かれ、自身の復讐だけを目的に変わり、リベルタスに固執し手段を選ばないやり方をするようになった。その強硬なやり方やアンジュやヴィルキス、ドラゴンの他、同胞のノーマ達はおろか、自身を最も慕っていたサリアの事すらも道具と言い放つなど、サリアの裏切りやアンジュ達の反感を招くなどリベルタスの失態に繋がる事になった。
今でもエンブリヲの呪縛からは逃れていなかったジルは単身エンブリヲの元に向かおうとした際にヒルダたちに拘束され、メンバーにかつてのリベルタスの失敗した真実を明かし、今後もエンブリヲに操られる可能性を考慮し、ジャスミンに指揮権を剥奪され、後任としてヒルダが司令官となった。
それにより合流したサラ達ドラゴンとの同盟を結ぶ事に成功し、リベルタス本来の計画に進む事ができた。
アンジュ達の帰還後、ヒルダから指揮権を引き継いだアンジュは総司令となり、アルゼナル&古の民、アウラの民との混合部隊による反攻作戦にして第二次リベルタス「ラストリベルタス」を発動、時空融合による世界の破滅を阻止する為、アウラ奪還と元凶であるエンブリヲ打倒を胸に最後の戦いを挑む。