概要
『バイオハザード5』に登場する有機生体兵器(B.O.W.)。
トラウマというほどではないにしろ、おそらくみんなのクリスやシェバの臓物を、1人残らず最低1回はズタズタに刺し貫いた初見殺しキャラクターである。
解説
バイオハザード5の「実験施設」にて初登場。ウロボロスウイルスを摂取して進化してしまった昆虫の成れの果て。
リフトを動かすため電源を入れに行くと、もう嫌な予感しかしない"いかにも"な繭が天井にぶら下がっており、電源を入れた直後「待ってました」といわんばかりに遠くで不気味な産声が…。
そしてリフトへと戻る道中、ドン!と目前に降り立つ。
出現するや否や鎌を持ち上げながら二本足でプレイヤーに接近し、捕まった瞬間に腹部を左右両側から交互にザクザクと刺されて簡単に即死してしまう。
1周目のプレイヤーは当然ながら武器の種類や弾薬に制限があり、ロケランなど容易に使用できず(ちなみにロケランはチャプター3-1のボートで半分が沈んだ船に上陸すれば入手可能)、さらに経験不足もあり初見でリーパーに勝利するのは非常に困難。不用意に近づいて見事に斬殺されるのはもはや通過儀礼。
手の内を知っていてもやられてしまうことすらあるので、1度もリーパーにキルされたことがないプレイヤーなど存在しないのではないか、というほどに最強レベルの初見殺しなのである。
前述の鎌を挙げた即死攻撃の構えには近付いた時点でほぼアウトであり、横を通り抜けようにもしっかりとホーミングして捕獲されるので、基本的には距離を取って対処する必要がある。
おまけに身体が硬いので無闇に撃っていてもダメージが入りにくく、対処法は何発か撃ち込むなどすると出現する弱点の白い肉腫らしきもの、もといウロボロス生物特有のコアを破壊すること。1つ破壊すると数秒だけ怯んで新しいコアが出現(ただし手間取ると再行動を開始し、かつコアの位置がわかりづらくなるガスを放出する)するので、それを破壊していけば倒せる。
実はスタンロッドが有効だが、安全に行くならグレネードランチャーで。それも硫酸弾が非常によく効き、ヒットすれば前述のコアが露出して、さらに撃ち込めばすぐに倒せる。
また手榴弾、感知式爆弾、グレネードランチャー炸裂弾で攻撃するとコアに当たらずとも残り体力を1まで減らすことが可能で、そうなったら最後はハンドガンでコアを撃っても倒せる。もちろん、2周目以降ロケランが使えれば問答無用で一撃で砕け散る。