CV:柿原徹也
ピクシブ上では「ルンデルハウス」で登録されていることが多い。
解説
メイン職業:<妖術師(ソーサラー)>/ビルド:ヌーカー 種族:<人間(ヒューマン)>
原作3巻より登場する少年。愛称は「ルディ」。
ソロ活動をしていたが、マリエール達が企画した新人プレイヤーのための夏季戦闘合宿に参加。トウヤ、ミノリ、五十鈴、セララと共に〈ラグランダの杜〉を攻略しようとした。
性格は貴族的でナルシストっぽく、やや尊大な言動が目立つものの、本質的には実直で勤勉な努力家であり、困った人を見ると放っておけない熱血漢である。
戦闘職は強力な総合火力を誇る<妖術師>。戦闘スタイルは<妖術師>としてはオーソドックスな、魔術砲台に徹する<ヌーカー>と呼ばれる火力特化のビルドに相当する。<フレアアロー>のように手頃なコストの攻撃呪文を連発する手数重視型の構成をとっているが、これは短気な性格ゆえに、広域殲滅呪文特有の長い詠唱時間を我慢できないため。お気に入りはホーミング性能のある溶岩塊を敵に飛ばす<オーブ・オブ・ラーヴァ>。
当初は「ヘイト(敵視)」の概念など、パーティ戦の基本を理解していなかったため、会敵直後に強力な呪文をぶっ放しては敵を釣ってしまうなどの問題行動もあったが、攻略を進める中で五十鈴達とパーティーとしてのチームワークを深めていく。
すぐ調子に乗るところやノリの良い一面があり、五十鈴と特に親しい他、似たもの同士であるトウヤとも仲が良い。見た目こそ美しい金色の巻き毛の王子様系美少年だが、五十鈴からはその性格を「わんこ(特にゴールデンレトリバー)」扱いされて完全に尻に敷かれている。
アニメ1stシーズンのOPでは五十鈴の腕の中で力尽きるようなカットが……。
装備
- 〈妖精銀のロッド〉
メインウェポン。
- 〈見習い魔術師(アプレンティス)のローブ〉
高性能だが、装備レベルが30以下という特殊な仕様の初心者救済防具。
- 〈羽毛の指輪〉
軽量化の魔法で荷物を軽くし、積載量を増やす魔法の指輪。
- 〈天使のブラシ〉
ルンデルハウス愛用のヘアブラシで、軽く梳くだけでツヤツヤに仕上がる。実は騎乗動物やペット用の道具なのだが、本人は知らずに使っている。
- 〈魔術師の籠手〉
ダンジョン〈ラグランダの社〉で入手した〈魔法級〉籠手。装備者の最大MPを増やす効果がある。特にレア装備というわけではないが、年少組にとっては自分達だけで初めてクリアしたダンジョンの褒賞品であるため、これ以降は限定的な場合を除き常に装備している思い出の品である。
関連タグ
彼に関する謎
そんな彼だが実は幾つかの謎がある。
- レベル100が最大の世界において、レベル20代で尊大な振る舞い。
- 演技をしてるわけではないのに貴族的な言動。
- 父母からの愛称がルディ(ゲーム内での登録名を父母が愛称で呼ぶはずがない)。
- リストの名前表記が緑色 (冒険者は一般的に青)。
- フレンドリストに登録できない。
これの意味するところは……?
ここから先はルンデルハウスに関して重大なネタバレがあります。
ネタバレ
セルデシアの歴史を築いてきた在来人種、<大地人>の一人であり、五十鈴らのように別の世界から来た<冒険者>とは本質的に異なる存在。そもそも<冒険者>ですらない。
元はナインテール自治領出身の貴族の三男坊であったが、とある事件によって出奔を決意し、単身で戦闘技術を磨いてきた。
チョウシ防衛線においてトウヤをダイアウルフから庇い、自爆技ともとれる呪文を行使し命を落としてしまう。<冒険者>ではない彼には復活という選択肢などない。
ミノリの願いを聞いたシロエはリ=ガンから<魂魄理論>の性質を聞いた上で、<筆写師>のスキルを利用した新魔法の使用を決断。<黄泉返りの冥香>など複数のアイテムを組み合わせることで、ルンデルハウスのサブ職業を<冒険者>に設定することに成功する。かくして大神殿で蘇ったルンデルハウスは、ギルド<記録者の地平線>に加入することとなった。
現在はメイン職業:<妖術師>/サブ職業:<冒険者> 種族:<人間>
課金制ゲーム『ログ・ホライズン新たなる冒険の大地』では五十鈴と共に主人公らと一時行動を共にしていたが、彼らが〈妖精の輪〉の影響で〈モガミ〉に転位し離れ離れになってしまう。サブイベントでは同じ妖術士であるナギに特訓を施している。
ユニットキャラ自体は特定数の招待コードを入力する事で入手可能である(但し姿は2ndシーズン)。基本は全体攻撃魔法で、当然彼の代名詞である〈オーブ・オブ・ラーヴァ〉は入っている。
2年目の3月頃に〈シブヤ〉が〈常蛾〉の巣窟〈呼び声の砦〉と化した際、〈常蛾〉の鱗粉で昏倒しなかったことからレイド攻略メンバーとして参加。その時点でのレベルは60に達している。