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CV:松井恵理子

人物像

メイン職業〈吟遊詩人〉/サブ職業〈遊牧民〉

ミノリと共に悪徳ギルド〈ハーメルン〉に囚われていた初心者プレイヤー。

リアルではプロミュージシャンの父親を持つ自称・どこにでもいる量産型の田舎女子高生。音楽好きで、学校では吹奏楽部でウッドベースを担当していた。

明るい性格でお喋り好きだがやや引っ込み思案で、同年代の女の子の中でもひょろっとした長身の体型とそばかす気味であることがコンプレックス。料理も不器用だと自認する。

オタクの兄からもらった無料招待チケットでたまたま〈エルダー・テイル〉にログインしていたところを〈大災害〉に巻き込まれてしまった。

ミノリトウヤとは〈ハーメルン〉にいた時からの知り合い。

シロエ達によって〈ハーメルン〉から救出されからは、ザントリーフ地方での初心者のための戦闘訓練を兼ねた夏季合宿にミノリ達と共に参加。そこで組んだパーティで一緒になったルンデルハウス=コードと親しくなり、現在では彼を完全に尻に敷いて飼い主と犬のような奇妙な関係を築いている。

救出されてしばらくは〈三日月同盟〉で過ごしていたが、〈チョウシ〉防衛戦の出来事を境にルンデルハウスを追う形でシロエ率いる〈記録の地平線〉へと移籍した。ギルドハウスでの仕事は主に屋上菜園と在庫の管理。時折、屋上やウッドデッキで演奏をしている姿を見ることができる。

また、1月頃からは吟遊詩人ギルド〈第七鼓笛隊〉(セブンスマーチングバンド)が経営する飲食店〈ブルームホール〉にて、週一ペースでミニライブを行っている。

3月、中堅以上の冒険者にとって必須アイテムである〈ダザネッグの魔法の鞄〉(マジックバッグ)の素材を入手するべく、ミノリ達と共にレッドストーン山へと旅立つ。

旅先で見聞を広げるうち、セルデシア世界には歌が42曲(つまり、ゲームのサウンドトラック分)しか存在しないことを知り、自分が歌っている「現実世界の歌」が大地人に影響を与えたことで一時苦悩するが、最終的に吹っ切れ、鋼尾翼竜に襲撃されたサフィールの町から避難しようとする大地人を手助けするため、思いを込めて自分自身のオリジナルの歌を歌う。そしてそれはセルデシア世界そのものに認められた43番めの曲となり、定着していくことになる。

武器攻撃職としてよりも、支援職としての色合いが強い〈吟遊詩人〉としては珍しく両手槍を愛用しており、これはいわゆるギター壊しを意識してのものらしい。元々はバトルコンテンツ自体にそこまで熱心ではなかったが、今では仲間の力を引き出す〈吟遊詩人〉特有の音楽系の特技を活かして戦い、ミノリの戦闘指揮の下、ルンデルハウスとの絶妙なコンビネーションを見せる。

装備

  • 〈遠吠えの槍〉《ハウリング・スピア》

コボルトリーダーがドロップする〈魔法級〉両手槍。〈吟遊詩人〉の近接攻撃特技ダメージをわずかに上昇させる効果を持つ。

  • 〈胡桃飾りの帽子〉

クエスト「調律師の悩み事」に登場するモンスター、ナッツイーターがドロップする頭装備。特に装備効果があるわけでもなく防御力も低いが、色合いがおしゃれなので五十鈴は気に入っている。

  • 〈三日月のリュート〉

〈木工職人〉のスキルを持つマリエールが以前に製作したリュートで、イルカの意匠があしらわれている。これを気に入った事で彼女から譲られ、音楽好きな五十鈴は毎日触っていた。

  • 〈空飛ぶイルカ〉《フライング・ドルフィン》

〈三日月のリュート〉を〈ロデリック商会〉で改造してもらった物。音響増幅能力を持つ精霊を従者召喚することが可能となるアイテム〈セイレーンの貝殻〉が内部に組み込まれており、見た目はリュートでありながら様々な音色の表現が可能な謎楽器と化している。

  • 〈琥珀竜の爪〉

シロエからもらった〈製作級〉アイテム。〈空飛ぶイルカ〉のピックとして愛用している。

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