【キャラクター】
モヨリ国の第二王女で初登場時の年齢は13歳。ちょっと変わった性格の持ち主でキタキタ踊りに興味を持つ。
魔法使いガガルにより石にされた両親を元に戻す為に、勇者志願の少年チキ及びキタキタおやじと共にガガルを倒す旅に出る。
登場したての頃は奇妙な飾りつけの部屋にメケメケを飼う等
かなり個性的な感性を持つ描写がされていた。
しかし、キタキタおやじのキタキタ踊りにかける情熱が常軌を逸している為
ツッコミ役に回らざるを得なかった結果、ストーリーが進むにつれて普通に近い感性になっていった。
素直な性格で、真面目で心優しい王女様らしい一面も持ち合わせている。
4コマ漫画『舞勇伝キタキタの踊り方』において「オヤジにあこがれるヘンな王女様」と紹介されていた。
しかし変わっているのは嗜好であってきちんとした社会的常識を持っている。
第16蓑において腰蓑を着て楽しそうにキタキタ体操をやっていたにもかかわらず
第44蓑では一般の年頃の女性がキタキタ踊りの腰蓑を着るのに抵抗を感じている事を
認識していたようなので
ルータ本人は自分の嗜好がごく少数派である事を自覚しているところからもそれが窺える。
地毛は短めの金髪だが、普段は王女だとばれないように黒髪ロングのカツラで変装しチキとキタキタおやじには「ルウ」と呼ばせている。
戦闘時には補助魔法と豊富な知識を駆使したり、機転を利かせたりして仲間をサポートする。
キタキタおやじのキタキタ踊りに関する言動に呆れてしまう時も有るが、
彼の事を「おじさま」と呼び、「立派な方」と評している所を見ると彼に対して親愛と尊敬の念を抱いているようだ。
チキに対しては非常に好意的であるが、それが恋心なのかはルータ本人のみが知るところである。
また、真っ暗な場所を怖がるという描写があるため、軽度の暗所恐怖症の気があると思われる。
【魔法】
当初はくっつき魔法という名前でオカリナ風の魔法アイテムを使い、キタキタおやじの足に大きな岩をくっつけてパワーアップさせていた。
しかし単行本2巻においては一度も使われず、余りに使われない魔法であったので
「私の『くっつき魔法』忘れられてる・・・」という楽屋ネタが出るまでに至ってしまった。
ようやく単行本3巻の魔神ドドクロス戦にて再び使用したが、この時は魔法アイテム無しだった。
ドドクロスの脛毛を材料にした新しいカツラにより、彼女はより強力な補助魔法が使えるようになった。
それにはイマジネーションをコントロールする必要があり、最初は失敗していた。
しかし戦闘を重ねる内に、独特のセンスを活かした補助魔法スタイルが定着していき
次第に使いこなせるようになっていった。
魔法発動時には帽子が飛んで、使用する状況によってカツラの髪型が様々に変化するのが特徴。
仲間であるグラディの「自然界からイマジネーションをもとに防具を形成・・・」という説明から、
恐らく光魔法の一種であると思われる。
そうなると、ルータ王女は光の者という事になるが、公式では遂に彼女の属性は明らかにされなかった。
衛藤氏の話(編集者が直接衛藤氏ご本人から聞いた)によるとルータ王女の魔法属性(光か闇か中立か)は考えていなかったという。
しかし、単行本第3巻にて「光魔法・炎のトルネード」(つかえないけど)を放つシーンがあったので、
【関連イラスト】
普段は黒髪ロングのカツラで変装。
地毛は金髪ショート。
登場して間もない頃と最終蓑を除けば
こちらのバージョンは殆どお目にかかれない。