「その意気込み、このレックスが引き継いだ!」
概要
ゼノブレイド3追加ストーリー、『新たなる未来』にて登場。同じ名前の他人ではなく、正真正銘のレックス。
小柄だったアルスト時代から、筋骨隆々とした偉丈夫へと大きく成長を遂げた。
筋力も見た目相応になっており、焔光の双剣と呼ばれる二振りの大剣をそれぞれ片手で軽々と振るう二刀流で戦うスタイルとなっている。
アルファとの戦いで左目を負傷しており隻眼となっている。
本編では、シティーにて「六氏族」の一つ「カシィ家」として像が立てられている。
ただ、像はレックスの姿ではあるがレックスがカシィ家を築いたわけではないため、カシィ家を築いた者の師匠という形となっている。(カシィ家の始祖は恐らく弟子のリンカ)
これは、同じ過去作主人公だったシュルク(リィド家)も同様。
能力
クラス | マスタードライバー(アタッカー) |
---|---|
タレントアーツ | インフィニットブレイド:前方範囲エーテル攻撃、ガード無効、防御力無視 |
アーツ |
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ウロボロスアーツ |
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スキル |
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本編のニイナ同様クリティカルで強化されていくアタッカー。クロスブレイズでクリティカルを狙おう。本編でも特に強力だった、クリティカル率アップとクリティカルボーナスアップの効果を持つスキルを持ち、クリティカル時には敵の防御力さえも無視。
加えて、「ガード無効」スキルにより相手のガード率がどんなに高かろうが一切のガードを許さずダメージを与えられる。
ローリングスマッシュとアンカーショットを融合させると、ブレイク+正面ダウンの効果を得られ、デュアルブラスト単体では側面ライジングを所持。
さらに、ユニオンコンボでスマッシュもできるので、実質的に一人でブレイク~スマッシュまでを決められる。その姿はかつての敵だったイーラの首魁・シンの天乱剣のよう。
加えて、「先制効果・ライジング」により攻撃アーツ(どのアーツでもいいがオートアタックでは不可)を側面から先制で放てばユニークだろうが開幕でライジングを与えられる。他の先制効果スキルより明らかに群を抜いた性能。シンも朧燕というアーツで強制ライジングの効果を持っていたので、やはりシンの影響もあるのだろうか。
デュアルブラストとクロスブレイズの融合では、高クリティカル+ライジング特攻という超強力効果が得られる。チェインアタックでライジング中の敵に放てばクリティカルその他諸々のTPボーナスも多いので、最後に選ぶことでダメージ倍率を稼ぎやすく、敵HPをごっそり削れるほどに超火力。
ダブルスピンエッジは『2』同様に2回攻撃だが、二刀流となったことで脅威の4ヒットに。融合アーツにすればさらに追撃も発生する。
さらにヒカリのバトルスキルだったクリティカル時リキャスト回復(光速連撃)を内蔵しており、今作でもダブルスピンエッジの連発が可能となっている。
まさに、ホムラの超火力とヒカリの連撃を併せ持っているといえよう。
『2』の感覚を懐かしく感じつつさらに強力になっているため、操作キャラとしても非常に優秀。
(本作主人公のマシューも一応、アーツの連撃が得意でブレイクを積極的に狙えるキャラではある)
この通り火力面がおぞましいほどに強力な一方、それ以外の性能はほとんど持たない。特に防御面は皆無と言ってもよく、マシューのような回避アーツも、ヘイトを下げる手段も一切持たない。凄まじい火力と相まってシュルクやニコルよりもヘイトを受けやすく、真っ先に戦闘不能に陥りやすい。グルグル回ってダメージとヘイトを稼ぎまくり、敵の反撃で倒されては助け起こされるその姿から、一部のプレイヤーからは「床ペロおじさん」なんてあんまりな呼び方をされることも・・・
ヘイト管理を調整するアクセサリーやジェムを着けるか、いっそのことやられる事前提でヒーラーに助け起こし速度を速める装備をさせるゾンビ戦法も有効。特に後半からは、ゾンビ戦法がある程度必須となってくる。その理由は単純明快、強化を進めていくと火力が上がりすぎて、シュルクのターゲットロック以外ではヘイトを向けさせないことが不可能なレベルになってしまうから。
本編でのヒーローとして
新たなる未来のストーリークリア後に本編で追加されるタイムアタックをクリアすることでシュルク共々ヒーローとして同伴させることができる。
チェインアタックスキルは以下の通り
ヒーローチェイン | 1番手になった時TPアップ。さらに攻撃がすべてクリティカルになる |
---|---|
チェインオーダー | 救世連刃:チェインアタック中敵の物理防御ダウン |
メリアの覚醒クエストにて女王姿のニアがキャッスルに常駐するタイミングがあるため、そこで二人のツーショットを拝むことが可能。2では同程度の身長だった二人の体格差がとんでもないことになっている。(ダイセンニンの大魔境でも見られるが二人揃うかどうかは運次第)
ちなみに、同行時の戦闘曲は2の戦闘!!
その高すぎる火力はヒーローになっても変わらず、他のアタッカーヒーローと比べても頭抜けたダメージを叩き出す。ディフェンダーよりもヘイトを稼いでしまい、真っ先に倒されやすい点も変わらないので、運用時には気を配っておこう。
ダイセンニンの大魔境にて
本編のDLCローグライク「ダイセンニンの大魔境」では位置条件付きではあるが、ダウンとライジングの2つを兼ね備えている最強候補の一角。
戦闘不能になりやすいが、ニアを加えているとかなり安定するようになる。流石は夫婦。
ちなみに勢力はアナザーではなくアグヌス。元々大魔境で精鋭揃いだったアグヌスにさらに強力なヒーローが加わる形となった。(『新たなる未来』のチェインアタックでも所属勢力はアグヌス扱いだった)
余談
ニコルを「小僧」と呼ぶシーンが公開され、ファンからはメツの影響を受けたのではないかと指摘されている。髪型もメツの面影を感じるものとなっている。
- クラス名
クラス名は『2』から。
『2』では天の聖杯と同調することで、全ブレイドを使役することができるという、他のドライバーとは異なる能力を得ることができていた。
同じマスタードライバーのマルベーニは死亡したため、アルストに現存するマスタードライバーはレックスのみなので唯一無二の称号といえるだろう。
- 初登場時の剣を強調したポーズは、『2』でレックスがホムラと同調し復活した直後、エルピス霊洞で第3の剣を手にした際の決めポーズと同じ。
- アンカーショットのアーツモーションは、『2』ではアンカーを放つだけだったが、本作ではアンカーを命中させた後に引き上げるモーションが追加されている。これは、『2』でヴァンダムがアルドン相手にアンカーで転ばせるテクニックをレクチャーしてくれた際のものと同じ。
- 所持している2つの剣は、『2』で使用していた聖杯の剣とは見た目が異なる。一応、命の火時計を切断できるので、オリジンの金属から新たに作られた可能性が高い。焔と光の2つの剣を重ねると、『2』のプネウマ時の第3の剣のような形になり、翠玉色のオーラを放つ。
タレントアーツ(インフィニットブレイド)時や、ユニオンコンボの連携では、この第3の剣を意識したような合体剣を用いる。
- サブクエストを進めていくと、料理にハマっていることが明らかに。男の手料理・・・と侮るなかれ、店で出せるレベルのクオリティである。嫁のうち料理が得意なのがホムラだけで、残りの2名は強烈かつ独創的なものを作るのでレックス自身が立ち上がったのか・・・。(ヒカリは『黄金の国イーラ』の頃から言わずもがな。ニアは『2』のキズナトークでお供のビャッコが困っていたのを見るに、腕前はお察しである)
ボイス関連
- 楽勝楽勝!
戦闘終了後。
『2』の同じく戦闘終了時ボイス。
- 俺達は誰にも止められねぇ!
レックス操作時にチェインアタック発動時。
『2』では「俺達は誰も止められない!」で、戦闘時ボイスの一つ。
- 待ってました!
チェインアタックでアーツ発動時。
『2』では操作キャラがレックス以外の時にレックスに指示を出した時の戦闘ボイス。
- もういっちょ!
チェインオーダー達成後の攻撃前。
『2』では「もう一丁!」で、チェインアタック2巡目以降のボタンチャレンジ時。
関連タグ
シュルク(ゼノブレイド3):同じく過去作主人公。『2』DLCではレックス(やエルマ)と出会って世界樹を上ったりしていた。
レックス(ゼノブレイド2):これまでの彼はこちらを参照
ニア(ゼノブレイド3):ともに旅した仲間。
ホムラ(ゼノブレイド2)&ヒカリ(ゼノブレイド2):かつてのパートナー、大剣の持ち主。
メレフ&カグツチ(ゼノブレイド2):二刀流の仲間
ジーク・B・極・玄武:強靭な肉体を持つ大剣使いで、片目を諸事情で封印している
ヴァンダム:顔面に大きな傷がついている巨漢であり、レックス達に大きな影響を与えた恩人
メツ:髪型、「小僧」呼びなどで意識していると思われる部分がある。
シン:バトルにおけるブレイク~スマッシュを一人でこなす姿や、強制ライジングが『2』本編の彼を、圧倒的火力は『黄金の国イーラ』時の彼を、それぞれ連想させる。
容姿・能力などの全体的な特徴は、『2』の旅先で出会った仲間や敵のものを取り入れているといえるだろう。