概要
ゼノブレイド3DLC第4弾で追加される新たなストーリー。前作の追加ストーリー同様、本編の前日譚にあたり、物語のミッシングリンクを埋める内容となっている。
本編にてその存在を明かされた最初のウロボロス『六氏族の始祖』達に焦点が当てられた話であり、かつての主人公達本人やその仲間達の子孫と思われる面々が多数登場する。
ストーリー
二つの世界が交わり生まれたアイオニオン。
そこではケヴェスとアグヌス――2つの勢力が終わらない戦いを繰り広げていた。
この世界は、果てなき戦いの上に安寧を貪るメビウスたちによって支配されていたのだ。
しかし、そんな世界に反旗を翻す者達もまた存在しており、彼等は自らの共同体”シティー”を組織しメビウスとの戦いを続けていた。
そんなあるとき、とある戦場で敵として対峙したニコルとカギロイの前にシティーの青年マシューが割って入り、真の敵メビウスの存在を明かす。
やがて彼等は、この世界の真実と、迫り来る脅威を目の当たりにする。
登場人物
メビウスに対抗する組織シティーの青年。行方不明になった妹を探している。
クラスはマーシャルアーティスト。祖父から託された特殊なブレイド『ウロボロスナックル』で戦う。
物事を冷静に判断するマシューの相棒で左耳に赤いゾハル型のイヤリングを着けている。
クラスはモナドフェンサー。細身の赤い剣『モナド』で戦う。
そのイヤリングや全体的な雰囲気はどこかアルヴィースを彷彿とさせるが・・・?
機械工学に長けたケヴェスの兵士。戦いを嫌う臆病な性格だが機械のことになると饒舌。
クラスはマシニスト。ブレイドを出せないため、自作のマシンアーム『ヴァリアブルバックパック』で戦う。
アグヌスの兵士。気丈な性格で口調がきつくなることも。
クラスは奏炎士。弦の張られた杖『奏杖・天火明』を操る。
ホムラやプネウマを彷彿とさせる外見をしており、性格はヒカリを思わせる。
マシューの妹。子供の面倒をみるなど優しい性格だが、シティーが襲撃された際行方不明になる。
正真正銘シュルクその人。右腕が義手になったため左腕だけで戦う。
クラスはグランドソルジャー。つながる未来でも使用していた『モナド・R・EX/改』を振るう。
以前とは異なり回避型のディフェンダーとなっており、その戦闘スタイルはかのダンバンと重なるものがある。
正真正銘レックスその人。左目をなくした。
シュルクとともに「リベレイター」と呼ばれる組織を率いている。
クラスはマスタードライバー。聖杯の剣に似た『焔光の双剣』を振るう。このブレイドは合体して一本の大剣にもなる。
その他の人物
マシューとナエルの祖父で師匠。
本編のゴンドウの名前の由来になった人物と思われる。
シュルクやレックスが率いている「リベレイター」に所属しているノポン。
本編のリクそっくりだが・・・?
シュルクと行動を共にする女性兵士で裏表のない正直な性格。シュルクを師匠と崇めている。
どこかカルナを想起させる容姿。
レックスと行動を共にする女性兵士で慎重かつ繊細な性格。レックスを先生と慕い、勢いで行動するレックスをたしなめるブレーキ役でもある。
その容姿や声・口調はサイカとよく似ている。
黄金の鎧を纏ったメビウスの一員。
ゴンドウとはなんらかの関係があるようだが・・・?
メビウス(執政官)を統べる者。アイオニオンを破壊しようとするアルファを撃退するという利害が一致し、シュルク・レックスと共闘するも、アルファに敗れ、オリジンに籠もることになる。
アイオニオンを破壊しようとする謎の存在。アルヴィースとよく似ているが・・・?
舞台
本編では存在しなかったアイオニオンの中央「セントムニア地方」が舞台。
なぜ消失してしまったのかも本作で語られる。
主なエリア
- 紅い森
2のイーラを思わせるような森林地帯。
- アマネセル高原
初代の巨神脚を思わせる広大な平原。
- 望郷の山懐
シュルクの故郷であるコロニー9が再現されているリベレイターの拠点。
建物は朽ちてまともに住めなくなっている、草や蔦が覆っているなどアイオニオン誕生からの時間経過を思わせる。
ちなみにここでのフィールド曲と戦闘曲は初代DE版の楽曲が使われている。
- ラグナリア遺跡群
初代のラグエル湖と2のルクスリアの遺跡群が融合してできたエリア。
雷雨になると湖にヌシが現れるらしい。
- 黒い山
初代のヴァラク雪山と2のルクスリア氷河地帯が融合したかのような雪深いエリア。
頂上には初代の監獄島がそのまま再現されている。
関連動画
関連タグ
「新たなる未来」エンディングのネタバレ注意。
アルファの記憶にあったクラウスの世界を再現した場所で流れるラジオにて「統合政府」による「地球種汎移民計画」のニュースが流れ、それまで無関係と思われた『ゼノサーガ』もしくは『ゼノブレイドクロス』との関連性が示唆された。また『サーガ』の登場人物「ディミトリ・ユーリエフ」が一枚噛んでいる事も示されている。
エンディングでも分かれた世界が再び一つになり、一筋の光が惑星に向かって降る映像が流れており、関連性を一層強めている。