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※この記事は『ゼノブレイド2』のネタバレを含みます




「…覚悟はあるか?」


「『あの子の本当のドライバーになる覚悟はあるのか?』と聞いておる」



「オレはホムラヒカリの本当のドライバーになりたい」


「なって、二人を楽園に連れて行ってやりたい!」









「君の全てをオレに…


新たなる剣


 このオレにくれーっ!!」


概要編集

もう大丈夫。もう、迷わない!


物語終盤、ルクスリア王国にてシンに敗北しイーラに連れ去られたホムラを助けるべく、レックス達はルクスリア王・ゼーリッヒの助言により、伝承に登場する天の聖杯の第三の剣を求めた。


ゼーリッヒによれば、その剣は天の聖杯が真の力を行使する際に顕現し、かの英雄アデルですら強大過ぎる力を恐れ、いずこかに封印したとされていた。

これは『黄金の国イーラ』最終盤で描写されており、アデルは身重の妻がいる他、イーラ王国の王子であるが故の立場故、ホムラ・ヒカリの全てを受け入れることができずにいた。


エルピス霊洞の最深部「英霊の間」にてレックスがその剣を手にするも、長い歳月の中で風化しており、その手の中で朽ち果ててしまう。

しかし、剣を手にする直前にアデルの魂との会話で彼女たちが「恐れ」を抱いていることを知ったレックスは、仲間たちと共にホムラの下へと向かう。


一方ホムラは、天の聖杯の力を取り戻そうとするメツによってコアの情報を奪われ、空っぽの廃人状態と化してしまう。

シンとメツの二人と戦う最中、ホムラとヒカリはレックスの心に語り掛け、世界を滅ぼしかねない聖杯の力を恐れ、楽園に向かう目的が「自らの存在を消してもらうため」と打ち明ける。


しかし、レックスの決意に心を動かされ、自分の全てをレックスに預けると決意した時、本来ならばありえない再同調という奇跡を起こす。

これまではレックスは、アデルと同調した状態のアデルのブレイドとして存在していたホムラ・ヒカリのドライバーでしかなかったのだが、ここでようやく彼女達はレックスの真のブレイドとなった。

500年前の聖杯大戦時にシンがヒカリに述べた「本当にあるべき絆」が体現し、アデルがホムラ封印時に述べた「ブレイドとドライバーの真の絆」が示されたのだ。


Xenoblade 2 6th anniversary artセンシティブな作品

再同調した事により朽ち果てたはずの第三の剣が再生し、ホムラとヒカリは全てのブレイドの頂点であるマスターブレイドとして覚醒し蘇る。また、レックスも全てのブレイドの力を行使するマスタードライバーとしての力を得ることとなる。それに伴い衣装も変化した。

その方が格好いいでしょ?


ちなみに、このマスターブレイドの姿はホムラとヒカリが、混じり合った(劇中のレックスの発言)姿であり、台詞はヒカリ、口調はホムラ寄りになっている。性格もヒカリの気の強い部分は鳴りを潜め、ホムラの自己犠牲的な献身さが見られる。

ヒカリ曰くあの姿が天の聖杯としての真の姿であるとのこと。


初めての覚醒後、この姿の呼び名をホムラとヒカリのどちらにするかを選ぶことになり、ここで悩むプレイヤーも多いとか。どちらを選ぶかで以降のイベントや一部モーションに若干の違いが出てくる。なおイベントシアターで両パターン見ることはできる。


上記の呼び名選択もあり、プレイヤー間では『覚醒ホムラ』『覚醒ヒカリ』『ホムリ』や『カフェオレ(レックスの発言より)』等いろいろと呼ばれているが、胸元にギリシャ文字で『Πνευμα』と刻まれている通り、本名はプネウマであり、公式サイトでもそう呼ばれている。ただし劇中では「ホムラ」か「ヒカリ」と呼ばれており、どちらで呼ぶかは任意に選択できる。




上記サイトで触れられている通りゲーム中では彼女の立ち絵は存在せず、覚醒モードのときに顔アイコンが出るだけだったのだが……。


奇跡の正体編集

ゼノブレイド10周年

その正体は、アルスト世界ができる以前の旧世界におけるゲート管理のために作られ仮想空間で育成されたコンピュータ(生体素子を持つ合議制人工知性群)「トリニティ・プロセッサー」のうちの一つプネウマ(「Πνευμα」、ギリシャ語で聖霊などを意味する)であり、胸元のギリシャ文字そのままである(この姿の名前の由来もここから)。


トリニティ・プロセッサーはその名の通り三つのコンピュータからなるが、残りの二つはそれぞれロゴス(Λόγος)、ウーシア(Οὐσία)という。ロゴスは後にマルベーニと同調してもう一人の天の聖杯・メツとして誕生し、ウーシアは相転移実験を実行した際に半身と共に消失してしまった。転移した先でとなり、その世界の管理者となった。


能力編集

属性
ロール攻撃
武器聖杯の剣(専用)
物理防御60%
エーテル防御60%
補正-
クールタイム-
必殺技
  • Lv1:スターバースト(セイレーンのビームが無慈悲に敵を貫く)
  • Lv2:シャイニングフレア(敵意を待つ相手に対して光速の攻撃を行う)
  • Lv3:ジェネシスセイバー(エーテルで作られた無数の光の剣が敵を貫く)
  • Lv4:インフィニットブレイド(力を解放し 巨大な光の剣で一刀両断する)
ブレイドアーツリキャストアップ、会心アップ、アーツ強化
バトルスキル
  • 望まれた未来(任意属性のコンボを発生させる事ができる)
  • 選ばれし者(天の聖杯の力によりドライバーの能力が大幅に強化される)
  • 天の聖杯(天の聖杯の加護によりパーティ全体の能力が大幅に強化される)
フィールドスキル-
アシストコアスロット数-

見ての通り技の名前は炎と光を想起させるものになっている。「インフィニットブレイド」もセイレーンからエネルギーを受け、巨大化した刃をレックスと共に振り下ろすというもので「バーニングソード」と「セイクリッドアロー」を組み合わせたかのような演出。(当初はLV3までだったがver1.3.0で実装)


戦闘中に一定の条件(パーティゲージ満タンかつホムラ/ヒカリとのキズナが最大)を満たした場合にのみ、ホムラまたはヒカリを覚醒させることで使用できる。

覚醒させている時間には限りがあり、覚醒が解除されてしまうとその戦闘が終了するまで再度覚醒することができない。そのため、覚醒のタイミングは自ずと限られてくるだろう。マスターブレイドであるだけに、他のブレイドとは一線をなす性能をしている。

基本的な属性は光であるが、必殺技の属性はプレイヤーが任意に変更して使用できる。全ての属性で攻撃できるため、どんなブレイドコンボもプネウマがいれば時間の続く限り成立させることが可能。

但し、元のホムラとヒカリのバトルスキル等は持っていないため、ヒカリの時のようなアーツの連続使用はできないため注意。チェインアタックの際は、全ての属性玉に一回ずつ攻撃するという仕様であり、光属性を持つものの闇の属性玉には二回分のダメージを与えることは出来ない。


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL編集

ホムラ/ヒカリの参戦に伴い、なんとスピリットで登場。

ランクは無論LEGEND(★★★★)でタイプはサポーター。効果は「蓄積ダメージが80%以上になるとダメージを30%回復させると同時にメタル化してふっとびにくくなる」。

DLCでホムラ/ヒカリを購入することでいつでも挑めるようになる。


しかもスマブラの為に新規描き下ろしで立ち絵が用意された。

当然、ストーリー後半で登場する姿なのでネタバレとなる(ホムラ/ヒカリのつかいかたの動画ではモザイクで隠していた)。

また、ホムラ/ヒカリのカラバリの1つにプネウマ風のものが用意されている。


憑依されているのはプネウマカラーをした本人のホムラ/ヒカリ。お供としてレックス役のシュルク(青)もいる。体力制でアイテムは出てこないので実力勝負になる。選曲はもちろん『Counterattack(スマブラアレンジ)』。


ギミックとして敵のホムラ/ヒカリには30秒ごとに切りふだスタンバイと、体力が40%以下になるとメタル化と移動速度アップが発動する。原作にある覚醒状態を意識していると思われる。


なお、プネウマ自体が終盤におけるネタバレの塊のような存在のため、このスピリットの存在が告知された動画「ホムラ・ヒカリの使い方」では、ネタバレ回避のためマスタードライバー化したレックス(ホムヒカ実装と同時にレックスから超化できるようになった)ともども厳重なモザイクが施されたうえで紹介されている。また、動画内で桜井政博氏は、終始このキャラを「プネウマ」と呼称している。(画像にモザイクをかけても名前だけで十分なネタバレである)

ホムヒカの実装に触発されてゼノブレイド2をプレイしたプレイヤーにとってはとんでもないネタバレであり、察しのいいプレイヤーならプネウマのスピリットを見た時点でホムヒカの関係者だと気づいてしまうだろう。


関連イラスト編集

光センシティブな作品

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関連タグ編集

ゼノブレイドシリーズ ゼノブレイド2

最強フォーム

レックス ホムラ ヒカリ

メツ ???(ネタバレ注意!!)齋藤将嗣(スマブラでの立ち絵の製作者)


ゼノギアス(ギア):オマージュ元。

グランドリオンクロノトリガーでは最強の聖剣だったが、続編ではゼノギアスのオマージュが見られる。


ALFA-XJR東日本の試作新幹線。カラーリングがプネウマに似ている。



ネタバレ編集

※ここから先はゼノブレイド2最終話及びゼノブレイド2最大級のネタバレとなっております。

ネタバレを避けたい方はブラウザバックをお願いします。




































別れ編集

『神』との接触後、メツは星を破壊するために生み出された巨大兵器アイオーン・デバイスに乗り込む。そこへ駆け付けたレックスたちと最後の戦いを繰り広げる。

死闘の末にレックスとプネウマの合体攻撃によってメツは消滅。しかし扉(ゲート)が消えたことで世界樹の崩壊が始まり、このままではアルストも崩壊してしまう。世界を救うためにプネウマは「世界樹を成層圏まで押し上げアルストから遠ざける」という作戦を提案する。まず脱出艇までレックスたちを案内させたが、プネウマは皆の元へ行くことはなかった。


プネウマ

彼女が話した作戦は嘘であり、本当の狙いはアイオーン・デバイスに残された力を解放して世界樹を完全に破壊することにあった。要するに巨大兵器を自爆させるつもりだったのだ。当初は自分も残ると口にしたレックスだが、直後に彼女たちのコアクリスタルが移植され完全な形となってレックスから離れる(レックスの衣装も元に戻り、ホムラたちと出会う前に戻った)。もう天の聖杯のドライバーでなくなったレックスは、彼女たちの想いを汲むことを決意する。


レックスたちが脱出すると同時にアイオーン・デバイスは自爆し世界樹は消滅。その余波に巻き込まれた脱出艇は一瞬で崩壊し、レックスたちはアルストの空へと投げ出されてしまう。しかしこれを見越していたプネウマは次の手を打っていた。事前にじっちゃんに力を与え、いつでも元の姿に戻れるようにしていたのだ。続けてアルスト各地の巨神獣たちが一つに集い、新たな大地を、楽園を形成する。


こうしてプネウマの犠牲によってアルストは救われた。じっちゃんの背中から始まったレックスの冒険は、じっちゃんの背中の上で終わったのだ。




































奇跡編集

ホムヒカ

その時、もう一つ奇跡が起こる。

レックスが持つ天の聖杯のコアクリスタルが光り輝き、ホムラとヒカリを別々の存在として再生させたのだ。

少年と少女の出会った物語は、少年が少女たちと再会するところで幕を下ろすのだった。

















ゼノブレイドシリーズと本作最大のネタバレ。「トリニティ・プロセッサー」「マスターブレイド」とは編集

トリニティ・プロセッサーとは前述の通り、旧世界で発見されたマルチバースジョイント「ゲート」を管理のため、学術機関「アオイドス」によって作られた、生体素子を持つ合議制人工知性群である。


『2』本編で述べられた通り、マルチバースジョイントであり使い方を誤れば星一つなど簡単に滅ぼせる未知の力であるゲートだが、これを地上で管理・研究するのは非常に危険と判断された。

そのため、3本のビーン・ストーク(軌道タワー)「第一タワー・ラダマンティス」「第二タワー・アイアコス」「第三タワー・ミーノース」が赤道上に建設され、それらを低軌道上で接続することで「オービタルリング」を形成。さらに低軌道上に3本のビーン・ストークの軌道ステーションを1つずつ設置した。(第一タワー・ラダマンティスであれば第一低軌道ステーション・ラダマンティス)

この第一タワー・ラダマンティスこそが後のアルストの世界樹である。

また、3本のビーン・ストークの名は配備された地域の名を冠しており、例えば第1軌道タワー・ラダマンティスであれば「ラダマンティス自治州」に配備されていることによる。

そのため、世界樹(第一タワー・ラダマンティス)周辺を巨神獣が回遊することで形成されているアルストは「ラダマンティス自治州」に位置していることになる。


また、オービタルリングには「アオイドス」と呼ばれるゲートを発見した大学のその後の学術機関が配備され、アオイドスはゲートの管理を人の判断によらず機械に一任するようにした。

こうした理由で生まれたのが合議制人工知性群「トリニティ・プロセッサー」であり、管理にあたって独自の個性を持たせて合議制を働かせるため、異なる仮想空間で育成した。

その結果、プネウマは女性人格、ロゴスは男性人格、ウーシアは間を取り持つ裁定者としてそれぞれ形成されていった。


トリニティ・プロセッサーはゲートを守るための防衛機能として人には生み出すことのできない、内燃機関が存在せずゲートの力を直接動力源とする「スレイブ・ジェネレーター」を搭載した「デバイス」を作り出す等に至る。

『2』本編で天の聖杯(トリニティ・プロセッサー)が用いていたガーゴイル・デバイスやセイレーン・デバイス、サーペント・デバイス、アイオーン・デバイスといった兵器群は全て、トリニティ・プロセッサーがゲートの管理用に作ったものである。

さらにその力はシンやメツが述べた通り、攻撃の正体はエーテルではなく荷電粒子砲である。


クラウスの相転移実験失敗後、クラウスは崩壊した世界を再生させた。

しかし、再生した世界でも人々がかつての自分達と同じ過ちを繰り返さないよう、世界に「ブレイド」「巨神獣」の循環を取り入れ、それらの管理を残ったトリニティ・プロセッサー「プネウマ」「ロゴス」に委任した。

この、ブレイド、巨神獣、トリニティ・プロセッサーの3つの関係からなる「命の記憶の循環」システムによって「アルスト」は構築されている。




















ゼノブレイド3にて編集

『新たなる未来』に登場した主人公・マシューのブレイド「終の拳」に、ホムラ・ヒカリが宿っていた。

設定資料集「アイオニオン・モーメント」にて総監督はプネウマではなくホムラ・ヒカリと言い直しているため、レックスの真のブレイドとなった「ホムラ・ヒカリ」らが宿っている。


これはメツも同じで、メビウス・エヌの終の剣にはロゴスではなく「メツ」が宿っているとされた。


『2』のクラウスとの会話で、クラウスが「いや、今はホムラとヒカリか」「ロゴスが、メツが全てを消滅させようとしている」と述べていた通り、この世界に存在しているトリニティ・プロセッサーはプネウマ、ロゴスという名ではなく、「ホムラとヒカリ」「メツ」として存在していることの証左である。


トリニティ・プロセッサー「アルファ(ウーシア)」との最終決戦時、レックスの「せめて、あの二人がいてくれりゃ」という言葉に反応するかのように、エヌの終の剣に宿るメツが反応し、マシューの終の拳に宿るホムラ・ヒカリと共に原初のウロボロスを完成させ、アルファを撃ち破った。


マシュー亡き後、アイオニオンの中でホムラ・ヒカリがどうなったのかは不明。

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