概要
ヴェルトール2が「波動存在」と接触した事で変異進化した姿。その性能は完全にチートである。
ギア・アーサー及びギア・バーラーには該当せず、さらに上位の存在にあたる。
名称のみならず、外見もヴェルトール2と似つかないほど変容しており、ヴェルトールが黒を基調とし、般若のような様相であったのに対してゼノギアスは白色の、まるで神のように威風堂々した佇まいを有する。
ただし、変容直後はフェイの意識がイドであることもあり、機体が赤色で機体名も『イド』と表示されていた。
ゾハルを破壊することが出来る唯一の存在であり、スペック、設定共に作品に登場する最強のギアである。
使用する技こそヴェルトール、ヴェルトール2と共通だが、そのモーションは大きく異なり、素手による通常攻撃はほとんど使わず、光弾を使った攻撃、敵を捕らえてからの頭突き、空中からの踵落とし等を多用する。
暫定的に従来の機構を使って燃料消費しつつ機体を稼働させているが、本来は燃料がなくとも稼働出来る(ギアのスレイブジェネレーターの親機であるゾハルが破壊された状態でも唯一動く事が出来る)。
性能
搭乗者 | フェイ |
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全高 | 19.8シャール |
基本重量 | 18.9カーン |
全部総重量 | 21.4カーン |
出力係数 | 測定不能 (少なくともORヴェルトール以上) |
エーテル感応値 | 無限大 (簡単に言うと神(ゾハル)と対等) |
最高速度 | 推定3000レプソル以上 (秒単位の時間で大気圏離脱が可能) |
※1カーン=1.08トン、1レプソル=0.97キロメートル/時
出力係数がヴェルトールの1.0から1.2へ向上。
また素早さはヴェルトールからの高い水準を維持。耐久力も専用フレームの恩恵で高い。
だがこの機体の決定的な優位性はハイパーモード突入率である。
他の機体は、ハイパーモード突入率が10%~30%(残HPに反比例)に対して、本機は常にハイパー突入率99%。
ダメージカンスト当たり前の超必殺技『機神黒掌』の破壊力とともに圧倒的な強さを見せる。
反面、燃料消費によってハイパーモードを強制発動させるシステムイドは撤廃されている。
ゼノギアス・イド
ゲーム内では「イド」としか表記されておらず、ゼノギアス・イドというのはユーザー間の通称。イドがゾハルと接触したことでヴェルトール2が変化した姿。いわば不完全なゼノギアスである。それでも複数のギア・バーラーやリミッターが掛かったORヴェルトールを圧倒する力を持つ。
ストーリーへの絡み
主人公フェイが全ての人格を統合し、更に物語の核心を知ると同時に搭乗可能となった。直後、実の父親との熱い一騎討ちを展開。かつては手も足も出なかった真ヴェルトールを撃破した。ラストバトル後はフェイから「相棒」とまで呼ばれるようになり、ヒロイン救出から帰還までフェイの良きパートナーであり続けた。
関連ギア
ORヴェルトール(真ヴェルトール)
関連タグ
プネウマ(ゼノブレイド2):ゼノブレイド2の登場人物。ゼノギアス(ギア)のオマージュキャラ。
グランドリーム:クロノクロスに登場する主人公の最強武器。終盤で3つの精霊が目覚め、初期武器と融合することで最強武器「グランドリーム」へと昇華する。