概要
Disc2にてカーラン・ラムサス駆るヴェンデッタとの戦闘で大破したヴェルトールを、シェバト三賢者のうちの二人であるトーラ・メルキオールとアイザック・バルタザールが修理・改修した機体。
ゲーム的な基本性能はヴェルトールから変わっておらず、攻撃手段もヴェルトール同様素手による格闘で、技も引き継ぐ。大幅にパワーアップしたことでラムサスとの再戦では一騎討ちに勝利した。
本機の最大の特徴としてイドの力をナノマシンで制御する事で時間制限付きでイドモードにほぼ近い力を引き出す「システム・イド」を搭載しており、これによって任意にハイパーモードに突入できる。
ハイパーモードになるとバックパックが展開し、ヴェルトール・イドを彷彿とさせる姿になる。
ただしイドとは違い光翼状の放熱発光や機械表面の赤熱現象は見られない(もっとも、ヴェルトール2のイドモードはあくまで暫定的な措置であり、本来のイドモードに比較すれば戦闘力は幾分か劣っている感は否めない。また同性能であるはずのORヴェルトールにはまったく歯が立たなかった)。
それでも並のギア・バーラーをも上回る性能が維持されているのは、ひとえに「接触者」としてのフェイ自身の影響によるところが大きい。
また、特殊装置に「雷神波」「炎獄殺」が追加されている。
外見的には、背部に背負った二次装甲を常時装着した状態とし、また四肢もナノマシン由来の新素材への変更を受けて角張ったシルエットとなり、全体的にマッシヴで重量感が増したようにも見える。
構えもそれに合わせて手刀受けの構えから下段払い構えになり、力強いイメージが増している。