「ボクは好きではないんだ。こういう姑息な手段はね。」
プロフィール
概要
マシューと行動をともにしている。後先考えずに行動しがちなマシューの良き相棒。
物事を冷静に判断する性格で、表情に乏しく機械的な物言いこそするが、面倒見が良くて優しい性分の持ち主であり、マシューを公私ともにサポートしている。
また、本編には揃うべきところにいくつかの欠落箇所が存在し、それを埋めるのが彼女なのではないかと目される。
その一例として、メビウスにアルファベット順として「A」にあたるメビウスが欠落していたこと。
また、シティーの再興の立役者は六氏族の始祖六人だが、「七人目がいたのでは?」という記録がある。
人物像
中性的な見た目で一人称はボク。白髪と青い瞳をしており、耳に赤いコアクリスタルのような耳飾りを付けている。その姿はアルヴィースを彷彿させる。
戦闘
シュルクが使うものと大きく形が異なる細身の「モナド」を扱う。
モナドは本編での魔剣ラッキーセブンと同様に命の火時計を破壊することが可能。また、抜刀時には刃が青白く光り、円形の透明部分に漢字が映るところはシュルクのモナドと共通している。未来視の能力であるビジョンもシュルクの持つものと酷似している。
能力
クラス | モナドフェンサー(ヒーラー) |
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タレントアーツ |
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アーツ |
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ウロボロスアーツ |
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スキル |
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ライトフィールドとソードミラージュでタレントケージを貯めてビジョンを使おう。回数制限があるためタイミングに注意。
本作におけるもう一人のヒーラーであるカギロイが味方の回復および補助に特化した能力を持つのに対し、こちらはある程度の攻撃性能と防御性能を併せ持ったヒーラーとなっている。
特にオートアタックによるHP回復と回避が重要で、アーツによる回避アップ合わせることで生存能力をかなり上げることが可能。3では基本的にヒーラーでしか助け起こしができないため、範囲攻撃に巻き込まれてまとめて倒され、リカバリー不可能になってしまう可能性を抑えられる。
ネタバレ注意
シュルク『変わらないな、君は』
エイ「芝居がかっているって?言わずとも分かっているよ」
シュルク『”アルファ”と君との間に何があった?』
その正体は、扉(ゲート)を制御するために造られたトリニティ・プロセッサーの一つにしてオリジンのマスターコンピュータ「ウーシア」の一部。つまり、もうひとりのアルヴィース。
中性的な見た目はロゴスが男性人格、プネウマが女性人格で、ウーシアは間を取り持つ存在だったから。
オリジンはウーシアのコアクリスタルを元に造られた。だが本来のウーシアはロゴスとプネウマの意見をまとめる「裁定者」の役割を担っており、ロゴスとプネウマが無ければ単なる心なき機械になってしまい、人の心があれば絶対に選ばないような残酷な選択肢を選んでしまう危険性があった。そうして世界が一つになる瞬間にオリジンがメビウスに掌握され、「ケヴェス」と「アグヌス」二つの国家が永遠に争う世界が造られたのを見たウーシアは新たな未来を創るために、二つの世界で生まれた命を滅ぼし、アイオニオンの世界で生まれた人々、つまりシティーの人々の命だけを未来に繋ぐことを決定。アルヴィースの姿で顕現しアイオニオンの破壊を試みるも、メビウスと解放者(シュルクとレックス)の抵抗により痛み分けに終わり力を失った。しかしウーシアは諦めておらず、コアクリスタルと化した自分を拾ったナエルを乗っ取り、再度計画を実行するためにシティーを襲撃するが、今度はメビウスエヌとエヌの息子であるゴンドウの命を懸けた一撃により計画は失敗。その際ウーシアは二つに分離した。
片方は【感情を持たない冷徹な機械】アルファ。もう片方は【感情を持った人間】エイ。
そもそもアルヴィースはプロフェッサー・クラウスの後悔の念を取り込み顕現した存在。シュルクが巨神を斃し”神無き世界”を選択した後に、世界の行く末を見守る存在へと到っており、アルファもエイもアルヴィース本人では無い。
つまり、アルヴィースの【機能】を受け継いだのがアルファ、【心と記憶】を受け継いだのがエイということになる。
上述したように本編における欠落を埋める存在ではないかとされていたが、結果から言うと両方とも直接的に該当してはいなかった。
ただし、メビウス「A」の不在に関しては間接的に関与していた。エイという名前は本人曰く「始まりの者」を意味しており、その名をアイオニオンで持つことができるのはアルファとエイだけであるとのこと。つまりメビウスの「A」は「本編中にはいなかった」のではなく、「そもそも存在できなかった」というのが真実だったようだ。
七人目の六氏族については、一切の関与が見られない。該当の記述が刻まれた台座はウロボロスストーンのものだったが、エイはシティーについてもウロボロスストーンについても、終始強く関わりを持つことはなかった。ただし、これについては筆頭候補も直接的な言及が一切なかったので、エイではないと断言することもできないと言える。