概要
別名「紫水獣(しすいじゅう)」
原種のあだ名が「ポンデライ○ン」であるため、こちらは「紫芋ポンデライ○ン」、「苺味ポンデライ○ン」と呼ばれている模様。
水中戦が無いMHP3を初出とするせいか、原種に比べ陸上戦に特化している…なんてことはない。
詳細
体内に強い毒性を持つロアルドロスの亜種。
ロアルドロス最大の特徴である鬣を始め、体の各所がその毒性によって紫色に変色している。しかし、その毒性を免れた部分の鱗は美しい乳白色となっているので、おそらくこちらが亜種本来の体色だと思われる。
原種同様水の多い地域に生息するが、比較的浅瀬での活動を好み、疲労時にも滝を浴びて回復するなど陸上での活動頻度が高い。
鬣に蓄えられた水にはその体より分泌される毒が混ざり、それを撒き散らすことで外敵を排除しようとする。その生態から、ロアルドロス亜種が出現した川の下流で水が紫色に変色するという不気味な現象が起こることがある。
鬣だけではなく、爪や口から出す粘液にも毒を含んでいる。
ちなみに、この毒は少量なら薬になるといわれており、劇薬としての研究が進められている。
戦闘
上述のように毒を持ち、それらを使用して攻撃してくる。
基本的にはモーションその他はMHP3版のロアルドロスを元としているため、原種の攻撃の内、水属性やられが毒属性やられになっていると考えればいい。
ロアルドロスのパニックダッシュが毒ブレスになっているので、ますますゲリョスっぽくなったと言われる。
続くMH3Gでも引き続き登場。
さすがに水中に毒をばらまくのはまずいと思われたのか、一切水中に潜らない。
かといって原種より地上戦に特化しているかといえば別にそんなことはなく、むしろ速度が遅かったりする始末である。
もっとも、そこは亜種ということで、その攻撃の一撃一撃は原種よりはるかに重いので、確実な回避・ガードが求められる。
さらに、G級に上がると毒がすべて猛毒へと進化する。
他にも、閃光玉を食らっても大暴れしてハンターを近付けさせないなどのハメ対策もなされている。しかしこのハメ対策、エリア移動直前に閃光玉を食らっても強引に移動し続けるという、わけのわからない部分もある。
余談
ピンクっぽい体色からなんとなくメスをイメージしてしまうが、「ロア」ルドロスなので当然雄しかいない。
というか、メスにあたるルドロス亜種自体存在しない。
したがって、ルドロスに特に毒耐性がない以上亜種は繁殖できないことになる。
ギギネブラ亜種のような突然変異、あるいは「毒を保有する」という性質自体が劣性遺伝によるものなのかもしれない。
なお、「親玉はいるのに子分格がいない」という点は、同じく海竜種の亜種であるアグナコトル亜種と共通する。
MH3Gでは泳ぐ姿をお目にかかれることは無いが、MHSTでは普通に海を泳いでおり、周りに毒が分泌している様子も無い。