概要
『天使と悪魔』(2000年)、『ダ・ヴィンチ・コード』(2003年)、『ロスト・シンボル』(2009年)、『インフェルノ』(2013年)、『オリジン』(2018年)にシリーズ主人公として登場する架空の人物。
映画『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)、『天使と悪魔』(2009年)、『インフェルノ』(2016年)ではトム・ハンクスが演じ、日本語吹替版ではハンクスの専属声優の江原正士がいずれも担当している。
2021年に放送されたテレビドラマ『ロスト・シンボル』ではアシュリー・ズーカーマンが演じ、日本語吹き替えは諏訪部順一が担当した。
人物
ハーヴァード大学教授・宗教象徴学専門。アメリカ人。『天使と悪魔』では45歳。作中ヒロインに好意を抱かれることもあるが徹底した独身主義者。無神論者であるが他の宗教と信仰者に対しても寛容である。
アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジのヴィクトリア様式の借家に住む。大学では、飛び込み・水球の選手で、学校の生徒からも慕われている。ハリソン・フォードに似ているとよく言われている。学内でのニックネームは“イルカ”。ハリス・ツイードにローファーというスタイルを好み、ミッキー・マウスの時計(プレミア品)を愛用する。時計への愛着は並大抵でない。
幼少期のトラウマから軽度の閉所恐怖症に悩まされている。
「直観像記憶」という特殊能力を持ち、一度目にした象徴の配列を時間をかけて思い出すことができる。また象徴学の権威として当然古文書の解析や暗号解読を得意とする。また、建築物や美術品の造詣については非常に詳しい。