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概要編集

北海道出身の作家である東直己による推理小説『ススキノ探偵シリーズ』を、大泉洋松田龍平のコンビで映画化。

アジア最北の歓楽街すすきのを舞台としたハードボイルドミステリーとなってる。

他には一作目・二作目では『相棒シリーズ』などで知られる橋本一がメガホンを握っている。




主要登場人物編集

探偵

演:大泉洋

本作の語り部兼主人公。職業は「探偵」。高田やススキノの仲間たちからは「探偵」、「旦那」と呼ばれており本名は登場してない。行きつけのバー「ケラーオオハタ」を拠点としており、自己紹介する時は店の名刺を渡す。映画では「俺」という名称。

ハードボイルド口調だが、宴会やソープ嬢とのプレイを楽しんだりと遊び人気質な一面もあるが、友人らに危害を及ぼす人間には憤り、「探偵は依頼人を守る」という強い信念を持つ。

表は新聞記者からオカマバーのママ、裏はヤクザから風俗の客引きと交友関係は広く、あらゆる情報網を持つ。

演じる大泉氏は舞台となる北海道出身の俳優。


高田

演:松田龍平

探偵の相棒兼運転手。北大農学部で「ナチスの農業政策」というよく分からない研究をしているグータラ助手。空手部の師範代であり、複数人相手でも負けないほどの腕っ節なのだが、できれば一日中寝ていたいという怠惰でマイペースな人物。大学構内の一角を占拠して事実上「住んでいる」。


高田号

高田の愛車のすさまじくボロい初代ビュート。塗装は剥げ、あちこちが錆びている上にしょっちゅうエンストする。なぜか下手な罵倒をすると機嫌が悪くなりかえってエンジンがかからなくなるので、緊急時は探偵と高田(場合によっては同乗している人も)が必死に褒めながらエンジンをかけるという異様な光景となる。

発進する際はガスケットが爆発する。エンジンキーを回すとボンネットが煙を吐いて開いたりする。

第二作でカーチェイスの果てに遂に「燃え尽きる」が、同作ラストで復活する(高田曰くくたびれ具合が全く同じ車に買い替えたらしいが…)。


シリーズ一覧編集

第一作編集

探偵はBARにいる

公開年月:2011年9月10日

監督:橋本一

脚本:古沢良太 須藤泰司

主題歌:時計をとめて(カルメン・マキ)


第二作編集

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点

公開年月:2013年5月11日

監督:橋本一

脚本:古沢良太 須藤泰司

主題歌:スカンピン(鈴木慶一とムーンライダーズ)


第三作編集

探偵はBARにいる3

公開年月:2017年12月1日

監督:吉田照幸

脚本:古沢良太

主題歌:大寒町(はちみつぱい)


関連タグ編集

邦画大泉洋松田龍平


東映…配給元

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