概要
日本ビクターが1992年4月1日に先行発売し、その後セガ自身が同月24日に自社発売したメガドライブの上位互換機。
最大の特徴としてはメガドライブ用CD-ROMドライブ・メガCDとの一体型機であることで、その他にもセガカラオケ、果てにはMIDIが標準機能として内蔵されている。
また、高価だが内蔵MIDIを使用した作曲用のワンダーメガ専用鍵盤などの拡張ハードが発売されていた。
メガドライブとメガCDが一つになって更に最適化されている為、既存のメガドライブ+メガCDよりも高性能なハードとなっている。
しかし、その高性能の一方で価格も82,800円と非常に高額であった。後にデザインのマイナーチェンジやMIDI端子など一部拡張機能の排除、コントローラのワイヤレス化などを行った廉価版のワンダーメガM2が発売されたが、こちらも59,800円と高額で、双方とも数が少なく希少品となっている。
また、スーパー32Xがそのままでは接続出来ない為、メーカーで32X対応仕様に改修してもらい、更に32X側もワンダーメガ専用仕様に改修してもらう必要が有ったが、現在では改修サービスが終了している為、仕様変更版は更にプレミアが掛かってしまっている。
なお、ワンダーメガの付属ソフトとしてワンダーメガコレクションというカラオケ・ミニゲームソフト集が存在していた。
そしてその付属ソフトをゲームの歴史保存の概念から、カラオケ要素を削除した特別仕様で、メガドライブミニ2のソフトの一つとして収録されている。