概要
1980年9月5日に東芝EMI/エキスプレスよりリリースされた。
徐々に世の中の“表と裏”を知り、まっすぐに生きていくことのむずかしさを感じてもがきはじめる
長渕剛の怒り・悲しみ・嘆きの心境が、このアルバムに表現されいている。
アルバム収録曲
1.決心
2.プロポーズ
3.手のひら
4.顔
5.もう一人の俺
「Brack Coffeeもう一杯」と何度も繰り返すのが印象的な曲。 後にベストアルバム「風」に収録されている。
6.プライベート
7.白と黒
8.ヒロイン
6枚目のシングルとしてリリースされた。だが売れ行きは芳しくなく、
長渕自身は、「演歌の人が歌えば良かったかも……」と後に語っている。
9.暗闇の中の言葉
10.乾杯
友人の結婚を祝って作られた曲。後にリリースされている『長渕剛LIVE』の記述を読むと、
長野から名古屋に向かう列車の中で構想を練り、作曲したのではないかと思われる。
1988年に瀬尾一三のアレンジで再レコーディングされ、18枚目のシングルとしてリリースされて
大ヒットを記録した。また、一時期は学校の音楽の教科書に採用されたこともあった。
因みにこのバージョンでのアレンジを行っている青木望は、
後に中島みゆきの9枚目のアルバム『寒水魚』でもアレンジャーとして参加している。