于禁(真・三國無双)
うきん
※史実での于禁はこちら
容姿
みるからに厳しそうな顔。細く鋭い目と眉間のしわが特徴の、精悍な顔立ち。
身長は現時点で公表されていないが、他武将と比較すると190cm以上あるのは間違えなさそうだ。
衣装は黒基調で、彼の厳格さを表すかのように殆ど露出していない鎧を着用。頭には簪のついた帽子をつけている。
曹操
于禁の真面目で頑固なブレなさを認めており、
「彼の謹厳実直さなくして今の自分は無かった。」と賞賛された。
『8』の于禁のストーリーでは于禁が自身の名声と引き換えに関羽を打倒する策を提案する姿に焦り、彼を案じる言葉をかけた。
曹丕
曹操の嫡子。魏の建国後に帰国し、曹操の墓に帰参の報告をした際に「あの世の父に名誉の回復でも願いに来たか?」と皮肉を述べたが、于禁が厳然と処罰を求める姿を見て、「于禁よ、大義であった。父に代わって礼を言おう」と言い残し去って行った。それは于禁の真意を察した労いなのか、はたまた裏切り者との決別なのかは明らかにされていない。
三尖刀を使用。刀という文字があるが使い方は戟に違い。オーソドックスなモーションでスピードもまあまあなため初心者でも使いやすい。また、自身の体を回っている玉がある際、特定のチャージ攻撃を行う事で様々な効果が出る。
固有モーションでは十字型の衝撃波を飛ばしたり、落雷する攻撃を仕掛けたり、火柱をだすなど幅広い攻撃を仕掛ける。
『7猛将伝』魏のアナザーIFの樊城のシナリオで活躍。史実とは違い、投降しようとする兵に檄を飛ばし、呉と蜀を仲間割れさせることに成功(このシナリオでは呉は日和見したあと蜀側についている)
しかし、無印ではモブだったため史実ストーリーの樊城の戦いでは救援に失敗すると投降する。(無双武将への昇格により猛将伝では命惜しさに降伏したではなく、兵士の安全を考えた上での降伏に変更されている)
麗人捜索戦では蔡文姫探しに付き合わされて呆れている。
呂布勢力シナリオで、『曹操軍』と対決する時はほぼ登場する。
『8』では黄巾の乱の時点で鮑信と共に小沛を防衛する将として登場する。官軍側のシナリオでは彼を救出することで、張角を撃破するまでの間ずっと護衛してくれる。例え遥か南中まで寄り道しようとも…。
鮑信戦死後、曹操の徐州侵攻直前に楽進の推挙で馳せ参じ、以後は曹操軍の将として活躍する。そして樊城の戦いでは、遂に于禁の投降がムービーで描かれることとなった。
関羽による水攻めを受け絶体絶命の状況下、于禁を慕い抗戦を主張する兵士達を「軍令」の下に説得し彼は関羽へと降伏を申し出る。兵士達に失望され、魏将達の落胆の中でそのまま物語から消えてしまう。
ただし、この降伏には彼の思惑があり、関羽のEDや降伏後に援軍に訪れた賈詡の台詞の中で匂わされている。于禁のEDにて明かされ、樊城の戦いの落とし穴を警戒した彼が、曹操の天下を遠のかせるわけにはいくまいと『関羽の義に篤い性格を利用し、降伏した我らに兵糧を分け与えさせることで、兵糧に窮し焦って出てきたところを夏侯惇らが討つ』ことを次善の策として曹操に独り提案していたことが判明する。謹厳実直な于禁だからこそ誰も策だと気づかないとしながらも、流石の曹操も「だが、おぬしの名声は地に落ちよう」と酷く焦り、樊城への于禁の出立時も「懸念が杞憂となることを願っている」と不安を覗かせている。しかし、于禁の警戒通り予期せぬ水攻めにより状況は絶望的となり、彼は次善の策を実行することになってしまう。結果、彼の目論見通り、関羽は食料に困窮し、樊城を放棄したところを討たれた。
于禁本人はその後、魏に帰還し曹操の墓参りをしているところ曹丕と遭遇する。于禁自身は処罰も覚悟の上だったが、上記の策のことを知っていた曹丕から「大儀であった」と労いの言葉をかけられる(ある意味あんまりな最期の史実とは真逆の結末になっている)。
スマートフォン版ではサービス開始からの実装。
登場する将星の記憶はR「孤独なる宣誓」、UR「魏の五大将軍」。
ストーリーモードでは魏3章「群雄割拠の始まり・魏」にて甄姫と共にメインで登場。
山賊に襲われていた甄姫をプレイヤーと共に救出するために共闘する。プレイヤーは于禁の仲介で曹操と再会し、魏にて傭兵として雇用されることとなる。
その後徐州の戦いにて随伴、賢帝の確保までを共に駆け抜ける。
魏9章「荊州激闘・魏」では樊城の戦いにおいて8同様に兵糧攻めを内側から加速させるため関羽へ降伏する。彼の言う『次善の策』を実行する直前プレイヤーに「後を頼む」と念押しをして出立している。
しかし、樊城の防衛に赴いてから降伏まで時間がかからなかったことに加え夏侯惇の兵まで借り受けていた点に違和感を覚えた満寵は「于禁の投降は偽装のものだ」と結論づけ、于禁が仕掛けた次善の策により関羽討伐までの策を組み上げる事を決意する。