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概要

約束のネバーランドに登場する、鬼社会における上級貴族の総称。


政治上の実務や農園の管理・運営などを任されており、王族に準ずる強大な権力を持っている。なお、王(女王)の親戚筋に当たる王族出身の貴族たちよりは身分こそ下だが、権力に関しては五摂家の方が上である模様。

また、各家の当主の名と家名が同一である点、当主の嫡子でも、親と違って固有名を持っているという点から、当主が代替わりすれば、その嫡子が当主の地位と家名を襲名すると思われる。


現五摂家とその関係者

イヴェルク家

五摂家の筆頭格にあたる一族であり、現在はイヴェルク公が当主を務めている。

イヴェルク家当主。鬼社会の政治上の実務を担っている重鎮であり、五摂家当主の中でも別格の権限を持っている。また、1000年前に「約束」の締結も担当した。

王家に対して高い忠誠心を抱いている。それゆえ政権の腐敗を理解していながらもあえて放置し、むしろ五摂家の当主も含めて邪魔者を容赦なく排除していった。

なお、現在は最高級農園であるGF農園の管理を任せられている。


バイヨン家

現五摂家では、イヴェルク家に次ぐ家柄とされる一族。一族そろって礼儀正しく、民からの信頼も高い。GV農園の管理やΛ型新農園への出資などを行っている。なお、詳細は「バイヨン」を参照。

  • バイヨン卿(先代)

バイヨン家の先代当主。性格はクソ真面目で、かつ領民想い。

その一方で、狩りをしたいという欲求に負けてしまったがゆえに、いつしか約束で禁止されているはずの人狩りをこっそりとやり始めてしまうという一面も。かつては自邸で秘密裏に行っていたものの、ピーター・ラートリーと接触して以降はGP(ゴールディ・ポンド)にて、他の貴族たちとともに人狩りに興じていた。

なお、王族のレウウィス大公とは旧知の仲であり、約束締結以前はよく一緒に狩りをしていた。


  • バイヨン卿(当代)

バイヨン家の現当主。先代同様クソ真面目で領民想い。

幼いころからギーラン卿(当時)を尊敬していた。しかし、その想いもむなしく、復讐に燃えたギーランの家臣に家族はみな食い殺され、自身もギーランに食われてしまう。


ノウム家

五摂家諸侯の一角。一族全員、どこかSF感のあるスポーティーな仮面を着用しており、それゆえ鬼というよりはエイリアンやロボットといった方がしっくりくるような見た目をしている。

  • ノウム卿(当代)

ノウム家の現当主であり、五摂家当主の中では唯一の女性である。また、五摂家当主の中では最年少(公式ファンブックによると約500歳)である。

体格は小柄であり、気が強い性格である。それゆえか、下賤の出自であるにもかかわらず自身をバカにしてくるドッザ卿のことは毛嫌いしている。


  • ノウム卿(先代)

ノウム家の先代当主。2047年より前に引退または死去しているものと思われる。

700年前の「国庫の人肉を一部解放する」というギーラン卿(当時)の提案に対し、庶民に高級農園の人肉を与えるのは危険だとして反論する。本編では描かれていないが、おそらく、高級農園の人肉を食べた庶民が高度な知性と強大な戦闘力を得ることによって、政権転覆をたくらむ者が出現することなどを危惧したからこその発言ではないかと考えられる。


  • ノウスとノウマ

GPにて人狩りに興じていた仲むつまじい兄妹の鬼。男性の方がノウス、女性の方がノウマである。当代ノウム卿の叔父叔母にあたる。

GPにおける食用児たちの反乱の際に、ノウマはすぐに撃破されたものの、それに激怒したノウスがその場にいたヴァイオレット以外の食用児を半殺しにしてしまう。しかし、最終的にはノウスもユウゴに狙撃されて撃破された。


プポ家

五摂家諸侯の一角。一族そろって温厚であるように思われるが、700年前のギーラン卿の提案(先代ノウム卿の項を参照)に対しては、一族が結束して反対した。

  • プポ卿

プポ家の現当主。作者曰く、モブのオジサン鬼。

性格は温厚で気が弱い。それゆえ、700年前のギーラン卿の提案に激怒した一族の者たちに代わっていささか無理のある言い訳をしてギーラン卿の提案に反対したり、ギーラン卿の処刑に異議を唱えなかったりと、結果的には政権の腐敗に加担している格好になってしまった。

なお、王都決戦編では母親に擬態していたギーランの臣下に核をつぶされ、五摂家当主では最初に退場することになる。


ドッザ家

元はギーラン家の家臣でしかなかった。しかし、当主であるドッザが領主であるギーラン卿を嵌め、さらに邪血一派を王家に献上したという大手柄を挙げたことにより、失脚したギーラン卿に代わって五摂家入りを果たした。

一族には横暴で贅沢好きな性格の者が多いようであり、嫌味な成り上がり者の典型みたいな一族である。

ドッザ家の現当主で、元ギーラン家の将軍。

普段から行儀が悪く、他の五摂家(特にバイヨン家、ノウム家)に対しても横柄な態度をとる。(そのため当代バイヨン卿や当代ノウム卿からは嫌われている)

2047年時点の王城内では女王に次ぐ戦闘力とされており、武人としては高い評価を得ている模様。

なお、本人曰く五摂家の座に胡坐をかかずに日々鍛錬を続けてきたとのことだったが、ギーランの副官には一撃を与える間もなく瞬殺されてしまう。


  • ルーチェ

ドッザの息子。弱いくせに人をいたぶることを趣味としており、非常に性格が悪い、嫌味なやつ。

GPにて手下を引き連れて人狩りに興じていた。ただし、ほかの鬼と異なって戦闘力がかなり低いので、食用児を捕まえること自体は手下にやらせている。

GPの食用児からは、手下がいなければ何もできないに等しいとみなされており、実際、手下を失った後はなすすべなく撃破された。


元五摂家とその関係者

ギーラン家

元五摂家「ギーラン家」の当主。700年前に政治的な理由から野良落ち刑に処されて事実上追放されるも、領民たちの犠牲もあってギリギリ知性を保った状態で生き残り、王家に復讐する機会を狙っていた。

2047年にはノーマンと手を組み、王都に攻め入る。イヴェルク公を除く現五摂家を家族ごと皆殺しにし、女王すらも追い詰めるも、あと一歩のところで逆転負けしてしまう。

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