概要
兵庫では2013年11月7日~10日に新神戸オリエンタル劇場で、東京では2013年11月14日~24日Aiia Theater Tokyoにて興行された。マグダラシリーズの作品ではあるが「グレイスフルプロデュース」とあるようにマリアさんは登場せず、主人公もグレイスである。
元々はマリア・マグダレーナ来日公演『マグダラなマリア』~郵便配達は二度か三度くらいベルを鳴らす~というナンバリングの六つ目にあたる作品であったが諸事情あり代替公演となる本作を公演するに至った。公演中止となった理由については公式からの発表が無いため憶測等が多く事情については各々で調べた上で判断をして頂きたい。公式ブログの告知記事へ
あらすじ
『グレイスとハンスは旅の途中で古びた劇場の復興を手伝う事になる。グレイスの招集下仲間たちと共に、劇場を立て直すための戦いが始まる―――たった一人のあなたの為に、ショーマストゴーオン!』
登場人物
グレイス(演:津田健次郎)
マリアの親友で彼女もまた高級娼婦。今作中の過激な発言は大体彼女によるものである。泣きぼくろと「グフフフ」という笑い方がチャームポイント。今作の主人公。
ハンス(演:永嶋柊吾)
グレイスのお供として旅に出る。旅先で出会ったアマンダに恋心を抱く。
フリッツ(演:大山真志)
古い劇場の主。楽天家であり劇場が無くなる危機もどこか人ごとのように捉えている。
マルコ(演:味方良介)
不器用なマジシャン。口癖は「チェックイン!」
アマンダ(演:三津谷亮)
上手の売店売り子。わかりやすいツンデレで勝気な気性。マルコに恋をしている。
ニコラ(演:染谷俊之)
下手の売店売り子。弱気でいつもおどおどしている。以前アマンダとの間に何かがあったようで…?
サラ(演:藤岡正明)
劇場の掃除婦。優しい気性で皆を気遣う。元々は歌手を志していた。
黒海ピロシ(演:別紙慶一)
売れない演歌歌手。今回はとうとうなぎさに放り出され劇場の手伝いにやってきた。
フレディ・ブランメル(演:進藤学)
アルゼンチンタンゴの教師。アマンダを気にかけ彼女に多くの助言をする。
アンナ・エーデルマン(演:太田基裕)
元ナチス高官の女性。鉄面皮であったがマルタとのふれあいを経て、ニコラを気にかけるようになる。見事なプロポーションは健在。
タシーロ(演:田代哲也)
黒子でありアンナの部下。