概要
ある別の企業が提供している商品を代わって販売する、或いはサービスの取次などを行う企業である。
多くは国内企業の業務を請け負うが、海外企業の国内での営業を請け負う代理店もある。特に業務を全面的あるいは独占的に受託している代理店は「総代理店」と呼ばれる。
主な代理店
広告代理店
新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどに掲載される広告の制作を行う企業。
かつては日本においては電通と博報堂の二大広告代理店の寡占状態となっていたが、近年ではネット広告を専門に取り扱う広告代理店も台頭している。
旅行代理店
旅行に必要な交通機関、宿泊設備などのサービスを、これらの運営企業に代わって提供する企業。
単にこれらのサービスを販売するだけでなく、交通機関や宿泊設備を組み合わせた旅行商品の企画・販売も行っている。また、大手旅行代理店が企画した旅行商品の販売も行っている代理店もある。
保険代理店
生命保険や損害保険の加入申し込みなどを受け付け、当該保険会社に取り次ぐ企業。
銀行代理店
特定の銀行の業務を行う別企業。かつては当該銀行の完全子会社であることが要求されたが、今日では要件が大幅に緩和されている。
利用者にとっては一部業務が取次になって取引が遅れるなどの制約はあるが、預金業務などでは通常の本支店と大差ない。
関連項目
・企業
・子会社