概要
人間と妖怪が(多少の確執はあれど)普通に共存する世界で繰り広げられるラブコメ的日常ライフ。
登場人物
キャラの名前は札幌地下鉄の駅名から取られている。
- 福住篤志(ふくずみ あつし)
主人公。人間。作者からの愛称は「ずみくん」
元気さと素直さ溢れる軽めアホの子。無垢に惚れており告白もしているがその性格&体質的な相性の悪さゆえ難儀な関係が続いていた。普通の人間ではあるがほぼ無自覚に身体を鍛えていた為身体はかなり頑丈で、更に後に実戦的な経験を頻繁に繰り返す中で戦闘能力的な意味でも少しずつだが成長してきている。
- 白石無垢(しろいし むく)
雪の妖怪。作者からの愛称は「むっくさん」
- 美園愁也(みその しゅうや)
篤志の親友で猫の妖怪。
外見や言動はクール系だが猫用のおもちゃや魚につられたりと猫っぽい可愛らしさが時折出る。兄弟姉妹が多い。妖怪ではあるが純粋な戦闘能力は人間の篤志やジュノンに劣ることを自認しており、なるべく戦闘方面の事態には関わらないようなスタンスをとっている。人の姿と猫の姿を自在に切り替えられる。
- 菊水真魚(きくすい まな)
魚の妖怪。作者からの愛称は「まなてぃー」
現状ほぼ全面的にツッコミ担当な人。足を魚の尾ヒレに変えたり肺呼吸からエラ呼吸に切り替えられたりできる。魚と猫ということもあり愁也との距離感は微妙なところがある。家系的に薬や毒にも詳しいのだが、そういった方面への情熱が暴走しすぎることがしばしばある。
- 雲雀ヶ丘しのぎ(ひばりがおか-)
人間。作者からの愛称は「ばりおかさん」
古風な喋り方が特徴的な女子生徒。実家で経営していた会社が潰れたのをきっかけに夜逃げ同然の形で転校してきた。その関係もあって現在は結構金銭面で苦労しているらしいが本人はさほど苦にしていない。スカートの下には複数の刃物を仕込んでいる。
- 薄野ジュノン(すすきの-)
人間。しのぎの元付き人で現同居人。思春期男子のピンクな妄想に四六時中全力で悩まされている。黒魔術の使い手で動物や人の形を模した土人形を使役することができるが、テンパるとその制御が暴走してしまう。魔術に頼らずとも腕っ節はそれなりに強い。