概要
再筆とは、完全版『るろうに剣心』のカバー下において、当該巻の表紙となっているキャラクターを、作者である和月伸宏が再デザイン・再設定するという企画である。
2006年7月から2007年5月にかけて、毎月2巻ずつ刊行された全22巻の完全版に付いたおまけ。
緋村剣心について一例をあげれば、「十字傷の長さが変わっている」・「長鎺が逆刃刀にはめてある」等の変化がある。
完全版のガイドブックである『剣心皆伝』(2007)における作者のコメントによると、再筆は「ぼくの考えたるろうに剣心」。
1999年の「るろうに剣心」連載終了後の作品である「GUN BLAZE WEST」や「武装錬金」、完全版発刊中に読み切りが発表された「エンバーミング」シリーズ等との相互影響がみられる。