概要
海のビーチのレストランでお手伝いをしている11歳の少女。英語では「ケイリン・リン(Kaylyn Ling)」。
とても明るくおしゃべり好きなムードメーカー。
1歳年上の夏凡とは大親友であり、挨拶で「爱海(アイハイ)」と呼び合ったり、一緒に行動することが多かったりする。また娜希雅とも仲が良く、「娜希雅お姉ちゃん」と呼んでいる。
引っ込み思案なところがあり、カミングアウトがなかなかできなかったり姉の凌海莎などから怒られるのをビビっていたりするが、大概は凡によってサポートされている。
得意技は浄化魔法。海獣にさせられた生き物を触れることで黒いオーラを取り除き、元に戻すことができる。なおこの魔法は体に刺さった障害物なども取り除ける模様。
パートナー
名前 | モチーフ | 特徴 |
---|---|---|
果冻洛洛 | クラゲ | 変身魔法で海昕と一心同体になる。 |
环海洛洛 | ジュゴン | パートナー妖精。騎乗魔法でフォルムチェンジする。時々トラブルメーカー。 |
斑点洛洛 | ヤドカリ | 合体変身することでバリアーを作り出す。 |
各話ネタ
第1話
- 娜希雅のパートナーである尼东洛洛を目撃した拍子に客に運んでいたパイナップルセットを落とす(もちろん海莎に怒られる)
- 娜希雅が魔法少女と疑い夏凡と隠れて後をついていくが、娜希雅が魔法で海に潜ったところを発見。ここで娜希雅は普通の人間ではないと発覚した。そこで二人の出番は終了。
第2話
- 凡と一緒に娜希雅を尾行していた。オカリナを取りに行った娜希雅を部屋の前で待ち伏せ、出たところを突撃。海獣の騒動の件について迫り、遂には娜希雅に魔法を使わせてほしいと交渉もする。が・・・
- 麦那家が捨てたゴミの回収をしていたところ、どこから悲鳴らしき声を聞きつける。(そのとき魔达王子の姿を一瞬ながら目撃。)声のする方に行くと、網に絡まったタツノオトシゴが。凡が娜希雅のお供である尼东洛洛であると気づくと、助けようと網を引っ張り出そうとする。しかし網が岩に引っかかり、尼东洛洛は余計に締め付けられてしまう。その時に彼が出した涙が魔法玉になり、手に握ると、体が光り、魔法の力を得られるようになる。
- 海獣にとどめを刺そうとする娜希雅に「待って!態と攻撃したいわけじゃないんじゃないの…?」と静止。海獣に近づいて体に触れると、黒いオーラが取り除かれピンク色のタコに戻った。
- それを見た娜希雅に再び魔法の使用をお願いする。娜希雅は先程起こった出来事を冷静に把握し、シャオモーシェンの変身を許可。3人で人間界と魔法界を守ると誓うのだった。
第3話
- 念願のシャオモーシェンに変身する能力を獲得し、気分が高揚。アイテムの指輪と腕輪を付けて「ベッドよ、浮け!」と唱えるも反応なし。精神を集中させてもう1回発動させると、魚の人形を浮かせることができた。扉に向かって人形を動かそうとするが、たまたま扉を開けた姉がキャッチ。「何してるの?」と訊かれ、「てっきり泥棒かと」と誤魔化す。
- 姉に「どこか変わったところない?」とノリノリでいうが、寝ぐせと衣装の乱れを指摘される。
- 娜希雅の部屋に朝食を持ち込むが、「外に置いといて」と言われる。娜希雅曰く、一人で考えさせてほしいとのこと。
- 海昕と凡の魔法はまだ不安定のため無謀に魔法界に飛び込むのは危険と見た海昕は、事前装備を準備。だがシャオモーシェンに変身したときは殆どが要らないと判明。
- 娜希雅に一緒に海の中につれていってほしいと迫るが、催眠魔法をかけられてそのままZZZ。
- 後を追いかけるためシャオモーシェンに変身して海に潜る(この時姉に見つからないかと怖がっていたが、凡に「行くしかない」と励まされ改めて潜ることを決意する)。
- 海に潜ると、見たことのない魚たちが泳いでいる神秘的な魔法界だった。その中で魔达を追いかける娜希雅を発見し、後を追いかけようとするが運悪く魚の群れに阻まれ、再び見失ってしまった。
- すると、群体の後に夥しい声を上げながらこちらに近づいてくる魚が一匹。「サメだ」と怖がって硬直してしまうが、サメはサメでも助けを求めているシュモクザメだった。シュモクザメは背びれに矢が刺さってっていたのだ。魔法で取り除こうと試すも、未だ恐怖のあまり精神を集中できず魔法を発動できない。凡の必死のフォローにより「私はシャオモーシェン!私はできる!」と勇気を出して彼の槍を取り除くことに成功。娜希雅の行方を改めて追う。
- 海底に降り立つと、娜希雅と魔达による直接対決が始まっていた。慌てて助けに行こうとするも、凡に止められる。途中通り過ぎる鯨に見とれて娜希雅を見失ってしまう。
- 彼女を追いかけてたどり着いたのは海萤堡。探すことをすっかり忘れて観光。途中、バルーン泡でうまく制御できず果果らにぶつかるが、娜希雅の居場所が果果の指した温泉地だと知り向かう。(温泉地にいるというのもそこが温泉地というのも果果の大嘘だった)
- 調子に乗りすぎて見た目が明らかに怖いサメの群れにちょっかいをかけ脅しをかけられる。幸い彼らの仲間であるシュモクザメが「知り合いなんだ」と言うとサメの群れはその場を去った。しかしシュモクザメ本人も、2人に早くこの場から立ち去れと警告。シュモクザメは既に闇のエネルギーに感染していて、今にも豹変してしまうところだったのだ。何を召喚してよいのかわからずピンチに陥ったところを駆け付けた娜希雅に救われ、「向こう見ずすぎるわ」と怒鳴られる。これには謝る他なかった。
- その後の戦闘については娜希雅の指示で見学。(最後の浄化は任される)
第4話
- 娜希雅とはまたしても別行動。
- よそ見でアシカ(先生)にぶつかってしまうが、気づかない环海洛洛に押され2回もぶつかった。
- アシカ楽園で傷ついたアシカ、宝贝を見つける。治療の必要があると判断した海昕は环海洛洛と小瓶洛洛に娜希雅を呼び出すよう指示。
- 宝贝の母を探しに海萤堡外を娜希雅、海达と共に4人で探す。
- 宝贝の家及びその周辺が洞窟のため怖がる海昕は捜す洞窟に魔法で石を奥に投げる。反応がないため誰もいないと判断したが、宝贝に「ママに当たったらどうするの」と怒られ「ごめんなさい、考えてなかった」
- しかしいざ入ってみるといた。さっき投げた石は住人の魚の頭に直撃しカンカン。魔法で治そうとするが慌てていたためかたんこぶに花の装飾を入れてしまい余計怒らせてしまう。魚は海昕たちに襲い掛かり、3人は洞窟から逃げ出す。
- 本命の母は見つからない。泣き出す宝贝に「お母さんがいつもよく行っている場所は?」と訊くが、情報は得られず。
- アシカ楽園に戻った海昕。そこに海达らしき人物が現れ、元気がない宝贝を何とかしてほしいと持ち掛ける。が、話しかけたのは海达ではなく魔达。魔达は宝贝を誘拐しようとし、そのまま戦闘に突入。
- 娜希雅の攻撃魔法に自身魔法を使って勢いを増強させようとするが、間違って娜希雅自体を対象にしてしまう。(彼女のフォローで事なきを得る)
- ↑娜希雅に怒られて戦いの後しょげてしまうが、夏凡に「10回怒られても得るものはある」と激励され、自信を取り戻す。
第5話
- タイトルの時点で不穏。
- 民宿での勤務態度がやけに良い。朝食を食べているところに环海洛洛のちょっかいが入りゲストレターに水をこぼしてしまう。当然海莎の雷を喰らい逃げるように民宿を去っていく。
- レストランで雄(シオン)おじさんのはちみつの入ったヒトデクッキーを食べようとするが、海昕のだけ焦げていた。
- 雄は明日の夜パーティーを開こうと考えているが、向かいの海がゴミまみれなのに開けないと妻に反対される。海昕は凡と出処である麦由冬の工場へ向かう。
- 経営者である由冬の父を捜す。すると由冬に会い、家を案内される。父のことを尋ねると留守だと言われたため、家を出ようとするが、由冬に入り口を塞がれ、「鞄にあるものを出せ」と要求。海昕は背中に妖精がいることをうっかり漏らしてしまい、ますますピンチに。
- 凡と由冬が鞄の引っ張り合いをしているところに魔法を入れようとするが、なぜか消失。結局、凡のフォローで事なきを得、由冬からの逃走に成功する。
- 凡が両足にけがをしていた。海昕は不幸の連続に完全委縮してしまい、シャオモーシェンとして悦悠島をどうやって守ればいいか分からなくなる。凡から自信がもっと要ると助言をもらい、工場の件は後回しにし、先にパーティーの準備をする。
- だがここでも不幸が。停電が起き、タンドリーやヒトデクッキーが焼けなくなり、会場も真っ暗に、パーティーは中断せざるを得ない状況になった。海昕は「私のせいで皆が不幸になった」と再び気落ちし、その場を去ってしまう。
- 「こんなに不幸なのは、他人を傷つけないようにモーシェンになるべきではないからかもしれない」と环海洛洛に落ち込みながら話していると、海にハリセンボンの海獣が出現。凡が変身して戦うよう言うも、海昕は「一人で行ってよ!私の魔法はいつも失敗するし、そしたら凡に迷惑だよ」と諦めの色一色。魔法のエネルギーが足りないだけと激励するが「運が悪いの!私が駄目だから…私は何をやってもダメなの!」と涙ぐみながら叫ぶ。凡は希雅と始めて変身したころの約束を思い出させる。悦悠島は絶対に守り抜くと決心したあの時。「夏凡、私…」どんな壁が立ちはだかろうと、不幸になっても仲間がいる。「…わかった!」海昕は再び自信を取り戻し、シャオモーシェンに変身する。
- 海昕の魔法で1発浄化に成功…と思いきや、流れてきたのは由冬の屋敷で見た置物。実はハリセンボンの海獣は海昕を元気づけるためにやった凡の工作だったのだが、海昕はすっかりいつもの彼女に戻っており、凡に感謝するのだった。
- その直後、尼东洛洛の知らせで魔达によって身動きが取れなくなってしまった希雅のもとへ。海の向こうには本物のハリセンボン海獣がこちらに向かって近づいている。希雅の指示の下、斑点洛洛の合体魔法で連続ミサイル針から身を守る。攻撃が無効化されている隙に凡が上から反撃し、浜に打ち上げる。そのて、海昕により元のハリセンボンに戻った。この活躍で、希雅から合格のお墨付きをもらう。
- その夜。電気が復旧し、雄おじさんのパーティーは小規模ながら開催。クッキーは焦げておらず、「おいしい!」と笑顔を見せる海昕なのだった。