その名を歴史に刻みし伝説の魂。今ここに蘇る。
効果
| 切札龍ボルシャック・マスターズ |
| P 火文明 コスト12 |
| ドラグハート・クリーチャー：ガイアール・コマンド・ドラゴン 25000+ |
| ワールド・ブレイカー |
| 自分のクリーチャーが攻撃中、自分の墓地にある火のカード1枚につき、そのクリーチャーのパワーを+3000する。 |
| 龍解前⇒《勝舞城ボルシャック》 |
| 勝舞城ボルシャック |
| P 火文明 コスト6 |
| ドラグハート・フォートレス |
| 自分の火のクリーチャーが攻撃中、自分の墓地にある火のカード1枚につき、そのクリーチャーのパワーを+1000する。 |
| 龍解:自分のターンのはじめに、バトルゾーンと自分の墓地に自分の火のドラゴンが合計6体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。 |
| 龍解後⇒《切札龍ボルシャック・マスターズ》 |
概要
コロコロコミックの付録として登場したボルシャック・ドラゴン。
同時にアニメでも活躍したジャンボカード(コロコロコミックと同じサイズのカード)でもあるドラグハート・クリーチャー。
再録時には通常サイズになっている。
まず表面の勝舞城ボルシャック。
効果はシンプルに、ボルシャック・ドラゴンのパンプアップ効果を味方全体に付与するもの。
墓地肥やしが得意な闇文明を採用すると効果がイマイチ、それ抜きでも上昇率は微々たるものである為、正直他のドラグハート・フォートレスを使った方が便利。
それでも相手が長期戦向きのデッキの場合、少しでも全体のパワーを底上げできるのは侮れない。
しかしこのカード最大の問題点は、対応するドラグナーが少な過ぎる事。当時は次元龍覇グレンモルト「覇」ぐらいしか出す手段が無かった為、使いにくさを助長する羽目になってしまった。
次に切札龍ボルシャック・マスターズ。
龍解条件がわりと面倒だが、ボルシャック・ドラゴンの効果をパワーアップさせたシンプルに強力な効果で、上昇率が高い関係から、低パワークリーチャーが恐ろしいパワーに化ける。
当然ボルシャック・ドラゴンやボルシャック・モモキングNEXの効果と併用できれば、爆発的なパワーを発揮可能。
そしてボルシャックでも珍しいワールド・ブレイカー持ち。
圧倒的なパワーにシールド全破壊と、非常に派手なカードだが、前述の通りそもそもこのカード自体出しにくい上に、龍解条件もドラゴンを複数揃える手間がかかる。
またワールド・ブレイカーは確かに強力だが、相手のSトリガーを一気に踏むリスク、更に『自分のシールドが0なら追加効果を得る』スーパー・S・トリガーを確実に発動させてしまうのは痛い。
この様に非常に扱いにくいカードであったが、爆炎龍覇モルトSAGAの登場で使い勝手が変化。
グレンモルト「覇」と同じくこのカードを呼び出せ、更にマナ武装を達成すれば実質龍解条件の上書きで以前よりも簡単に運用可能。
基本は他のドラグハートが優先されるが、選択肢の一つとして十分採用できる様になり、上記のグレンモルト達が『コマンド』持ちなので、侵略に頼り過ぎないドラゴン寄りの禁断デッキに採用すれば、封印が剥がれる形で墓地も増えるので、案外面白いデッキになるかもしれない。
