「わわっあのケツうまそう。たっちゃうよ」
概要
山川純一のゲイ漫画作品の一つ。薔薇族1982年10月号収録作品。
記念すべき山川の第1作であり、単行本『君にニャンニャン』に収録。後に復刻された『ウホッ!! いい男たち~ヤマジュン・パーフェクト』にも収録されている。
あらすじ
会社員の砂村俊介は雨宿りのため、ホモたちの溜まり場として有名なポルノ映画館に立ち寄る。
俊介が映画には目もくれずにいい男を探し続けていると、好みの短髪で浅黒い肌の青年が隣に座った。
青年はデニムの短パンが盛り上がるほどの勃起を俊介に見せつけ、奉仕を要求。
しかし、俊介が青年のものを口にした瞬間、青年は俊介を取り押さえる。
青年は自分はホモ野郎を取り締まる刑事だと言い、そのまま俊介を痴漢行為の現行犯として連行する。
最初は大人しく連行されていた俊介だったが、青年のホモを罵る口ぶりに彼が「ホモをなぶることで優越感を味わっている」のだろうと察する。
更に続く青年の脅し口調に、ついにはカッとなって殴りつけてしまう。
ところが、意外にも青年はずう体のわりに気弱な男で、ほんの2発殴った程度で反撃も出来ず戦意を失ってしまう。
青年が抵抗しないとわかった瞬間、直前までの欲望が頭をもたげてきた俊介。
そのまま青年を袋小路にまで連れて行くと、己の逸物を見せ付けるようにズボンを脱ぎ、怯える青年をバックから犯し始める。
俊介は青年を強姦しながらも、刑事という立場を利用してホモである自分をなぶった青年と、
その刑事が殴り返す事もできない弱い人間だと知って強姦する自分は同じではないかと葛藤するが、目の前の快感はそれすらも消し去ってしまった。