概要
CV:稲田徹
演:山本浩司
主人公・神山高志が通う都立クロマティ高校のクラスメイトであり友人。
概ね神山たちのツッコミ役であり、本作の数少ない常識人の一人でもあるが、その存在を忘れられるなど地味キャラ扱いされることも。
中学時代から相当な不良であったらしく「日々喧嘩に明け暮れ、口より先に手が出る正真正銘のワル」だと自負し、中学時代から負け知らずで5人相手にも引けを取らないなど実力自慢をしている。ただし、そこまで強いにもかかわらずアダ名がないなど、当時からあまり目立たない存在だった様子(後に、同じく地味な北斗の子分から「カミソリドラゴン」というアダ名を命名されるが誰も使う者はいなかった)。
ワルの巣窟として有名なクロ高の「頂点に立つ」と意気込んで入学した筈だったが、他の連中が規格外のバカばかりで、回を重ねるごとに「常識人」「ツッコミ」のポジションが板について行く。作者の野中曰く「彼がいなければこの作品がバカの暴走特急になっていたであろうコトは想像に難くない」とのこと
事あるごとに神山たちに自宅まで押しかけられ、最強を決める会や他人の誕生日会、後輩の好き嫌いを治す協力をさせられたりしている。敵対校であるバース高校の生徒に拉致された際も、神山たちが助ける算段をしている内に話が脱線し当初の目的を忘れて放置されたことあり、漫画の中では一番損な役回りである(挙げ句の果てには人質として自分を捕まえたバース高校の生徒達にも心配の言葉をかけられる始末)。
それでも一応ケンカは強く、10巻ではヤクザ相手に多少ながら善戦(最終的にフレディに助けられた)。体育祭では足の速さにも自信を持っていたが、バイク化したメカ沢に負けてしまう…当たり前だが。
しかし、なんやかんやで神山たちとは仲が良く、自身の誕生日を間違えて誕生日会を開いてもらったときもそのことを黙っていたり、ゴリラとの別れを誰よりも惜しんだり、林田の無意味な画像メールを楽しみにするなど、義理堅い面もある。
両親共に同じ顔をしており、母親の顔の恐ろしさは見ただけで不良が土下座するほど。
姉もいるらしいが、すでに結婚している。
自動二輪免許取得。得意科目は図工。尊敬する人物は両親。
好きな音楽はエリック・クラプトン、ビートルズ。
彼もまた『課長バカ一代』からの継続出演で、作者曰くドムとリック・ドムほどの違いしかないらしい。