林田慎二郎
はやしだしんじろう
CV:鈴木琢磨(TVアニメ)
演:虎牙光揮(実写映画)
都立クロマティ高校の生徒で、主人公・神山高志のクラスメイトで友人で基本的には常に神山と行動している。
劇中では主にボケ担当。
『課長バカ一代』の林田と同名だが顔も設定も別人。なので焼肉奉行ではない。
コミックスによると、カチョバカ林田から「社会人としてギリギリのIQ」を引くとクロ校林田になるらしい。
例に漏れず不良ではあるが、他の連中に比べると温和な性格。
特徴的なモヒカン頭をしているが、実はカツラで本当の髪型は七三分け。
原作ではモヒカンの色は金髪だが、TVアニメ版では紫色で、常々髪がフサフサとなびいている。それどころか、林田の心情に合わせて自由自在に動いている節もある。
家族がエリート揃いで、厳格な家庭に生まれ育った。そのため親の前ではカツラを外しているらしい。カツラにした理由は、前述のような家庭に反発したからだが、いざ本格的に悪の道に走ろうと思っても親を恐れるあまりいまいち踏ん切りがつかないらしく兄の前ではカツラを付けている。
飽きっぽい性格だが女にはもてる。マジかよ。
誕生日は12月25日。座右の銘は「ノーフューチャー」。原付免許取得、バイトでバイクを運転していた事もある。
尊敬する人物はアントニオ猪木。好きな音楽はザ・クラッシュ、サッチモ。趣味がゴルフとジャズで、理由は「どっちもスウィングするから」と『課長バカ一代』時代の林田から引き継がれている。その上で、本作では「前田の家で迷惑をかける事」も趣味に加えられており、意外と腹黒い面も。
また、作中でも群を抜いたバカでもあり、「引き算が出来れば入れる」と名高い堂々たる底辺校のクロ校においてその引き算が(5-2がわからないレベルで)出来ない男。それどころか足し算も怪しく、年賀状に自分の名前を「はやしだしんいちろう」と書き間違えたことさえある。ドッキリ企画の際には、逃亡中に企画のことを忘れて本当に帰ってしまい、スタッフを逆にドッキリさせている。このように多くのネタの原因はだいたいこいつ。
ただし、北斗が転入してきた際に「この学校の理事長は俺の親父だ」と言い放った彼に対し「うちの学校都立だぜ?だから理事長なんかいないぞ」と事実を指摘したり、竹之内に乗り物酔いの相談をされた時には「その堅苦しい考えが却って精神的なプレッシャーになって気持ち悪くなるんじゃないのか?」と一理ある指摘をしたりと妙なところで賢い部分がある。
一方で、スポーツに関しては作中様々な部活動に関わっており、はじめボクシング部に入部していたが部員が林田一人しかいなかったため廃部になり、甲子園に行きたくなってルールも知らないまま野球部を立ち上げる。神山やマスクド竹之内が所属する相撲部にもいつの間にか顔を出すようになるが、ちゃんこを食って寝てばかりいたため副部長たちに怒られた。
単行本3巻のプロ野球編に書かれていた履歴書では、大阪府の私立小学校に入学後、福岡県・東京都と2回転校しており、小学校はシピン区立第三クロマティ小学校卒で、中学も同じ。
口癖は「ところで、話は変わるけどよ」…この台詞で話の腰を折ることも多い。