概要
CV:森訓久
演:金子昇
北斗財団の御曹司。
父親は北斗グループの会長にして私立レジースミス高等学校をはじめとする数々の高校で理事長を務める。これまで18の高校を転々とし、自身の腕と父の権力を武器にそれらの高校を支配してきたという。
当初は、子分と共にワルの巣窟として名高いクロマティ高校に転入し、これまで通りの手段でクロ高の制圧を企んでいたが、林田から同校が都立であることを知らされ、自分が誤って編入手続きをしてしまったことに気付く。己の失態を誤魔化すために神山たちに「日本政府を裏で牛耳る“黒幕”である父を倒すために戦っている」という大ウソをつくが、神山たちがそれを信じ込んでしまい、彼らにより結成された正義の部隊を率いる羽目になる。その後、いつの間にかウソのほとぼりは冷めるが、以降も何故かクロマティ高校に留まり神山たちと行動を共にするようになる。
「北斗軍団」という己の名を冠した軍団を組織しており、舎弟には同じくクロ高に転入した北斗の子分(名前は忘れた)の他に、「悪魔コンビ(半年前はマッスルブラザーズ)」を名乗る芳田琢朗と井野上揚水の高校荒らし二人組、軍団のNo.2で現在は下克上を目論む佐田政志などがいる。また、家には林田に顔が酷似した老執事がいるが「全く関係のない赤の他人」だと両者から全否定されている。
実写版では上述の大嘘がきっかけで地球防衛軍が結成され、そのまま周囲に流される形で隊長に就任。
中盤にて体裁良く神山に隊長の座を譲り、神山達から離れる事に成功するが、後にクロ校が宇宙猿人ゴリに支配された際は子分と共に神山達に合流し、共にゴリ率いるゴリマティ高校に立ち向かった(ただし全然活躍してない)。
人物像
黒い撫で付け髪に額のホクロ、白ランが特徴の凛々しい顔立ちの青年。
父親の大きな後ろ盾もあってかその性格は尊大であり、おかげで友達はあまりいないらしい。一方で、入学早々フレディやゴリラのインパクトに気圧されてヘタレ口調で母親に電話するなど意外に打たれ弱い面もある。
己の体面を気にするあまりよくウソをでっち上げるが、ウソの上塗りを続けて自ら墓穴を掘ることが多い。また、自分でついたウソの設定や当初の目的である高校制圧のことを忘れたりと、記憶力はあまり良くない様子。
PS2のゲームでは「『大衆は皆身勝手だから自分が導いてやらなければならない』と考える歪んだ使命感の持ち主」と紹介されている。
得意科目は「帝王学」。
剣道・柔道・空手・珠算・書道の有段者で「合わせて10段」(平均すると2段)の腕前らしい。
元ネタは雁屋哲原作の由起賢二による劇画『野望の王国』の主人公コンビ。登場回のサブタイトルにもそのまま使用されている。