概要
本作に登場する架空の都立(!!)高等学校であり、物語の中心的な舞台。
選りすぐりのワルが集う不良校として恐れられる一方、「引き算が出来れば入学できる」と言われる程学力が低いことで知られるバカ高校でもある。
主人公・神山高志は優等生でありながら、中学時代の恩人であり親友の不良学生・山本一郎と同じ学校に進学するために本校を受験するが、肝心の山本が落ちてしまったために一人だけ進学することになる。
因みに設定上共学だが、本編に登場する女子生徒はほぼ無に等しい。
男子も主人公の神山と一部の生徒を除けば、全員が素行不良なヤンキーばかりの超不良校で、校内外での喧嘩が絶えず、近隣のバース高校やデストラーデ高校とも常々抗争を繰り広げている。それでも時には神山の話を静聴したり、仲間内の悩み事に耳を傾けたり、冷静なツッコミを入れたりと、人並みの素養をみせることも。
なお、本校に通う不良生徒はリーゼントやパンチパーマ、モヒカンといったステレオタイプのヤンキーが大半だが、中には外国のロックシンガーのような大男、ゴリラ、ロボットなどクセの強い生徒も。
創立は1923年だが、開校以来様々な災難に見舞われ幾度となく倒壊している。
年表
- 1923年 「東京府立第四十九中学校」創立。同年9月、創立からわずか5か月後に関東大震災により校舎全壊。
- 1944年 東京大空襲により二度目の校舎全壊。
- 1945年 「東京都立第四十九新生高等学校」に改名。
- 1950年 「東京都立クロマティ高校」に改称。しかし改称直後に謎の爆破事件により三度目の校舎全壊。
- 1952年 新校舎落成記念式典で乱闘事件が勃発、これの被害を受け四度目の校舎全壊。
- 1957年 体育館及びプール完成、落成記念式典に他校の不良が乱入し乱闘事件が発生する。
- 1960年 卒業式に警察が介入、乱闘事件が勃発し五度目の校舎全壊。
- 1985年 飼育小屋の動物が脱走、乱闘事件が勃発し六度目の校舎全壊。
- 2005年 隕石の衝突により七度目の校舎全壊。
主な在校生
1年生(作中進級し2年)
2年生(作中進級し3年)
クロマティ四天王(伊賀勝・福富功男・百合ヶ丘新・民山次郎・能智雅宏)
実写映画版の設定
原作漫画同様に不良校だが漫画以上に荒廃しており、壁にはラクガキ、ガラス窓や扉、机や椅子などの備品が破壊されている描写も。生徒の喫煙率は8割を超え、ほぼ日常的に喧嘩が行われている。
終盤は70年代のとある特撮番組とのコラボにより乗っ取られ、生徒全員が功夫の修行に明け暮れる「ゴリマティ高校」に変貌した。