前田藤四郎(刀剣乱舞)の項も参照。
プロフィール
概要
2016年7月26日のアップデートで追加された極の刀剣男士二振りの内の一振り。同時実装は愛染国俊極。
前田藤四郎がレベル60以上になり、四日間の修業を終えることによってランクアップが可能となる。
修行の手紙
主君へ
今日は強くなるために、京都に来ました。
ずいぶん昔のことなので、道を忘れています。
参ったな。暗くなってきてしまいました。
主君へ
昨日は暗くなって手紙をちゃんと書けませんでした。
申し訳ありません。
門の前で震えていたら、前田利政さまに拾われました。
以前の主君です。耄碌したのか僕のことは分かっていない様子です。
すっかり気落ちされていたので、今日は仕舞われていた鎧を用意して、着つけていただきました。
すると利政さまは大変喜んで、僕に兜をくれるとのことでした。
似合わないと思うんですけど、でも、嬉しいです。
主君へ
利政さま、また僕をおいて死んでしまいました。
人間は嫌ですよね。
いつでも勝手に死んでしまいます。
だから僕、思ったんです。僕が守ってあげようと。
この兜、僕の体格には合わないと思うけど大事に持って帰ります。
主君、僕は人間を守りたいです。折れるまで使ってください。
「新たな姿、お気に召していただけますでしょうか?」
性能
レアリティが一段階上がり、装備スロットが二つになった。
極になった短刀男士の特性で、昼戦でも遠戦を避けることがある。
2016年7月26日までに極が実装されている七振りの刀剣男士の中では統率・隠蔽が2位だが、必殺がワースト。
容姿
特徴的な形状の金の兜は、前田利家の金鯰尾兜がモチーフであると思われる。兜に合わせて防具も金となった。前田が何故この兜を被ることになったかは手紙を読むとわかるだろう。
立ち絵は平野藤四郎極と対になったポーズである。
毅然とした表情の平野に対し、前田はウィンクをした茶目っ気あるあどけない表情となっている。
性格
修行の旅では、前田藤四郎の名前の由来である前田利政が生きる時代の京都へ行く。
前田利政は前田利家の次男であり、能登を守る能州七尾城主であったが、関ヶ原の戦いの際に西軍が敗れたために能登の領土を取り上げられることとなった。その後に京都で隠棲したとされている。
修行先では、人間と刀剣の寿命差や、人間の命の儚さを今一度見つめることとなり、意外な吐露も見せる。しかしだからこそ人間を守りたいという決意をして、審神者に対して「折れるまで使ってください」と死ぬまで仕える表明をする。
さらに、刀剣破壊では折れてもなお主君を守ろうとする忠誠心の篤さを見せている。
以前の刀帳では「藤四郎の眷属の末席に座す」「大きな武勲はありませんが」と謙遜した自己紹介であったが、極になってからは「大した活躍はこれからやります」「藤四郎が一振り、前田藤四郎と申します!」と強い意気込みで語るようになった。
審神者に対しては依然として紳士的な振る舞いであり、気遣ってくれたり、戦績では褒めてくれる。万事屋では待ち合わせてエスコートしているようだ。
戦闘では会心の一撃で兄一期一振と同じ台詞「お覚悟!」も飛び出すようになった。
誉を取った際には、生き残ったことを控えめに喜んでいた以前とは変わり、渋いクールな声音で「勝ちを拾いました」と言うようになった。