概要
侵食異世界「カイパーベルト」との戦いを終え、帰路へ着く中でアシュレーの内的宇宙に宿っていた魔神ロードブレイザーが復活し、それに対抗するべくロードブレイザーと同じく彼と融合していた聖剣アガートラームを抜き放ち、変身を遂げた姿。
髪が伸び、かつて剣の聖女と呼ばれたアナスタシア・ルン・ヴァレリアを思わせる白装束を纏い、彼女と同じアビリティを駆使して魔神と死闘を繰り広げた。
ここで重要なのは、アガートラームを抜き放ったのがアシュレー個人の力ではなく、彼を支えるARMS達、そして彼と触れ合ったファルガイアの人達、更には未来を望んで死んでいった者達の想いを重ねた末の奇跡という事である。
個人に重要な局面で重大な責任を負わせる「英雄」を否定し、その重みをわかちあう事でアガートラームはその能力を完全に発揮したのである。
そして、アガートラームの刃に集められた人々の想いは、かつて英雄が封印するのがやっとであった魔神を消滅させるに至り、ファルガイアにおける戦いの最後を告げるのであった。