概要
「創えり」とは 『食戟のソーマ』に出てくる幸平創真と薙切えりなのNLカップリングタグ。
主人公とメインヒロインの王道CPなのだが、
編入試験でのイザコザでえりなは創真を毛嫌いし、創真も彼女の気難しさは苦手だとヘラヘラしながら語っている。
初期
えりなは創真の実力を頑なに認めようとはせず、ことあるごとに「きみなんかがこの遠月で生き残れるはずがない」と挑発していた。しかし、えりなの思惑とは裏腹に結果を出していく創真を目の当たりにし、次第に実力を認めざるを得なくなっていく。
極星寮での生活
長らく犬猿の仲にあった創真とえりなだが、えりなの実父・薊の登場で転機が訪れる。薊の手によって軟禁状態にあったえりなはアリスの計らいで屋敷を脱出し、成り行きで極星寮に身を置くこととなる。極星寮の面々と過ごすうちに、次第に創真への刺々しさも影を潜めていく。そんな中、極星寮を訪れた薊と創真の会話をから、創真が尊敬する才波城一郎の息子であるという事実を知ってしまい、ショックを受ける。
創真とえりなの和解
薊率いる中枢美食機関との対立が続く中、ある晩えりなは創真の部屋を訪れる。城一郎の料理に感動したのは紛れもない事実だが、薊の理念も理解できるというえりな。自分にとっての料理が何なのかわからなくなってしまったというえりなに、創真が渾身の手料理を振る舞う。「正解ひとつしか知らないやつはもっと凄いものにはたどり着けない。なによりも行きつく先がわかってたら楽しくないだろ」という創真に、えりなはかつて自分に料理の楽しさを教えてくれた城一郎の姿を重ねる。セントラルに対抗する決意を固めたえりなは、極星寮の仲間と共に、創真に対しても感謝の気持ちを抱くようになる。
連隊食戟を経て
上記の経緯があり、2人の間に以前のような険悪さは無くなっている。
相変わらず創真に対するえりなの態度は素直ではないものの、会話の中で自然と笑いあうほどには良好な関係になっている。また、創真と2人で会話することを「今はそんなにイヤではない」と感じるようになっている。
終章である「BLUE編」にて才波朝陽が登場してからは、えりなの理想の男性像が創真である事が分かる(城一郎に対しても同じ理想の男性像として見ている)。
創真からも朝陽との口論時に「薙切(の舌)は俺のもんだ」と言われたり夏の2年生学期末試験の時には「お前笑ってた方が美人(べっぴん)だな」と言われたり、えりなに見惚れているシーンがありカップリングとして徐々に成立してきている。
エピローグ
BLUE終了後、武者修行に出た創真の帰りを「ゆきひら」で出迎えるえりな。
創真はえりなのことをずっと自分の料理を捧げていきたいと誓える唯一の女性だと認識し、えりなも創真のことを好きだと自覚。
お互い口には出さないものの晴れて両想いの関係になった。
なお、原作では時間が大幅に経過し25歳になっていたが、アニメでは半年後(高等部2年から3年への進級の境目あたり)の話として描かれている。