CV:織部ゆかり
概要
砂隠れの四代目風影・羅砂の妻で、テマリ・カンクロウ・我愛羅達三兄弟の母親。また、里の医療忍者・夜叉丸は弟。
我愛羅を身篭っていた時に、一尾・守鶴を胎児だった我愛羅に封印され、彼を出産後に急激に衰弱して死亡した。
死ぬ間際に我愛羅をずっと守っていくことを誓い、その言葉通り彼女の遺志は、砂の自動防御として発揮されることになった。(具体的にどういった理屈で発動しているかは不明)
登場シーンがわずかのため、人柄については不明な点が多いが、子を思う優しい母親だったのだろう。
しかし、羅砂によりそれは伏せられ、弟の夜叉丸によって我愛羅に伝えられたのは「無理矢理守鶴の器にされた挙句、自分も死ぬ事になった事を恨みながら死んでいった。我愛羅の名は「我を愛する修羅」「自分だけを愛し続ければ存在し続けられる」。だが、それは自分の憎しみをこの世界に刻むためのもので、貴方(我愛羅)が生き続けることなんかじゃない、愛されてなんかいなかった。当然姉を貴方に実質的に殺された自分(夜叉丸)もそうである」という正反対のことであり以後我愛羅は殺戮のみを己の拠り所にする化け物として生き続ける事になってしまう。
(実際には「自分だけを愛する修羅」ではなく「自分を愛する=大切にする事ができる修羅」「誰よりも強く、優しい子に育って欲しい」という意味であったと思われる)
余談
我愛羅出生時のエピソードでは「加瑠羅」だが、以前出版されたガイドブック(当時は単行本に名前の記載なし)では、加流羅という表記になっている。
傾向としては、出生時エピソード前の絵は「加流羅」が多く、エピソード以降の絵は「加瑠羅」が多いと思われる。
関連タグ
リリー・ポッター:愛によって息子に加護を与えたことが共通。
奈良シカマル:義理の息子。但し直接の面識はない。
奈良シカダイ:会うことは叶わなかった孫。