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北家

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ほっけ

本記事では「八咫烏シリーズ」に登場する、東西南北ある四家のうちの一つについて解説。

北家(八咫烏シリーズ)

八咫烏シリーズ」に登場する東西南北ある四つの領地のうち、北の地を治めている大貴族。

他家同様、金烏宗家に仕えている。

また、代々当主は中央鎮護の為に編まれた軍、羽林天軍の長、大将軍として君臨する。

軍事武力を誇っているだけあり武人の多い領で、彼らを統べる族長一族も武に優れている必要がある。

腕っぷしの良い武人であることが何よりも誉とされ、領内の男は多かれ少なかれ武術の心得があり、強いというだけで一目置かれるらしい。どの村にも一つは道場があり、農夫も時には兵と化す、半農半士。

北家は人材を領内で育てることに重きを置いており、腕に覚えがあればただの兵ではなく武官になる道が設けられる。

北家の郷長の邸宅などは大きく広い分、無骨な印象があるのも彼らの特性が現れているといえよう。

また酒造も行なっており、田畑がない分、綺麗な水を使った酒造りが盛んである。

北領は名産と言える農産物や、特産品がない。他領に比べて土地が細く、農耕によって身を立てることが難しい土地柄らしく、武人が多いのはその為。

中央に仕える武家の数は四家の中で際立って多く、軍事において重きを置かれる代わりに風流を理解してぬ武骨な者が多いと貴族達では評判。

さらに西や東が正室の他にも側室を三人も四人も囲うのに比べ、北においては妾を持っている者が難しいという有様で、だから北では美人が育たないとまで言われていた。

ここ数代にわたり北家の宗家への入内がならないのはそのせいだ、と主張する人間までいるほど。

正式には北本家。他は北家系列の一族からなる分家である。

若宮の皇后選びの際には、北家三の姫の白珠が登殿した。

分家には、北家系列の貴族に北四条家(きたしじょうけ)なる存在がある。

また、雪哉の出生地、垂氷郷も北領内にある。

北家は数年前は若宮側の西家についたが、徐々に長束派に移行しつつある。東家ほどではないが、若宮の不可解な言動にどうすべきか、迷って曖昧な態度を取り続けている。

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  • おみなえし

    追憶の烏までの話を踏まえた(一部ネタバレ有未読の方注意)、雪哉が黄烏になるまで玄哉将軍が生きている仮定。 雪哉のルーツである北本家祖父母の話 金烏に入内する悲願を託されるほど超美人だったお凌の方。だが身分違いの婚姻はものすごい苦労を強いられて来たわけで、それは夫である玄哉将軍はきっと理解してたはず 高齢なので山内の存亡云々よりも自家の繁栄を考えてしまう将軍ですが、おばあさまは孫の心配をしてくれていたらいいな

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