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CV:大西亜玖璃


概要編集

綾瀬美春や義姉千堂亜紀と共に異世界に転移させられた少年。年齢は亜紀の1歳下。

異世界に来て間もないところを盗賊に襲われたところをリオに救われ、2人共々精霊の里に身を寄せることになる。


表裏無くまっすぐな性格で、ファンタジーに対する憧れもあって異世界にもいち早く順応した。里ではリオから異世界の言語や精霊術・剣術の指南を受けることになる。

他の2人共々転移させられたのは兄・貴久と美春の先輩皇沙月がそれぞれ異世界を救う勇者として召喚された際に巻き添えを食らったことによるもの。











後にガルアーク王国で沙月と、セントステラ王国の勇者となった兄と再会。

貴久には一緒にセントステラに来るよう言われるも、悩んだ末、兄に頼るだけでなく自立したいという思いや里で出来た友人アルスランとの関係もあって、今はリオの元でもっと鍛錬したいと述べた。


リオが亜紀の兄・天川春人の転生した存在であること等、前世のことを話した時は驚いたものの、それまでの経緯も含めて、ならリオも兄みたいなものとして慕うことになる。しかしその姿勢も貴久が美春との関係も含めてリオへの嫉妬で暴走することに繋がり、恩人であるリオの経緯も理解せずに「人殺し」と一方的に非難したことに激怒して「今は一緒にいない方が兄の為になる」と決意した。

貴久と亜紀が暴走して美春の誘拐にセントステラ王国の人々を巻き込んだ事に苦悩することになり、沙月らと相談して王国に行く二人に同行、リオ達とは一時の別れとなった。セントステラ王国でも鍛錬は欠かさず、技能では貴久をも負かすほどの腕前になったが、卑怯な手で試合に勝とうとした兄には幻滅した。兄姉の事を思って自分を鍛えようとしたよくできた弟だが、兄は自分を磨かないばかりか嫉妬をこじらせてどんどん堕ちるところまで堕ちていき、兄より優れた弟など存在しない状態と化している。


年上好みだが美春も沙月も身近な人過ぎて異性として見られず、セントステラ王国の王女リリアーナ=セントステラに思慕を抱くようになる。リリアーナは彼をからかうもまんざらではない模様。






後に、異世界に勇者として召喚されたはずが各王国を滅ぼそうとした桜葉絵梨花がリオとの戦いで戦死したことで、絵梨花が有していた「大地の勇者」の資格を受け継ぐことになる。

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