台湾省は
概要
経緯略:清朝が台湾省を置く→大日本帝国が統治→蒋介石が台湾省に逃げてそして台北を臨時的に首都とする
その後台湾を構成する省の一つとなるが、1998年までに政府当局は台湾省(および福建省の実効支配領域)の機能を凍結、2018年に省政府の予算をゼロにした事で台湾省は憲法に規定があるだけの有名無実な存在となった。
中華人民共和国政府は、自国が1949年に崩壊・消滅した中華民国の継承国家であり「中国を代表する正統な国家」としての立場を中華民国から引き継いだ立場にあるとしておりそこから1945年に中華民国の領土に編入された台湾の最終帰属も、中華民国の立場を継承した中華人民共和国に継承されると主張してきた。
中華人民共和国は、名目的に台湾省を設置する事で自己の主張の正当化を図り、併せて蒋介石によって台湾へ移転された現在の中華民国政府のことを、「崩壊した中華民国政府(国民政府)の一部勢力が台湾を不法占領して樹立した非正統的な政府」として、その存在の正統性を否定してきた。
現在が中華人民共和国による台湾の実効支配は出来ていない。
関連タグ
・中華民国
・台湾
・清朝
・福建省(中華人民共和国・中華民国の双方が実効支配している省)