概要
駅舎は県内の最古で登録有形文化財に指定されている。
特急「はやとの風」が廃止されるまでは全国でも珍しい特急が停車する無人駅であった。
駅自体は単式1面1線の地上駅だが、単式ホームの向かい側には使用されなくなった島式ホームが残っている。
駅弁
特急「はやとの風」運転開始記念に『百年の旅物語かれい川』(通称「かれい川弁当」)を1日限定で販売したところ好評を得てその後通年販売が行われるようになった。この駅弁は土・日・祝日のみしか販売されておらず、しかも数量限定、さらに当駅でしか購入できない究極に買いにくい弁当であるにもかかわらず県内外問わず人気が高く、JR九州主催の「九州の駅弁ランキング」では、2009年度から3連覇を達成している。
2013年には第二弾として『花の待つ駅かれい川』が発売され、こちらは2021年の「九州新幹線 駅弁シリーズ2021」では総合優勝、「九州駅弁グランプリ」では、2023年から2連覇を達成している。
これらの駅弁を買うためだけに当駅に訪れる人も多い。
特急「はやとの風」運行終了後も販売は継続している。
駅猫
2015年11月頃からオス猫が居着くようになった。この猫は「にゃん太郎」と名付けられ、2016年5月に嘉例川観光大使に任命された。にゃん太郎は2020年7月11に天寿を全うした。その1年後にはメス猫が居着くようになり「さんちゃん」と名付けられ、2代目嘉例川駅観光大使に任命された。