四天王奥義「三歩必殺」
してんのうおうぎさんぽひっさつ
3面ボス星熊勇儀が最後に使ってくる初見殺しとも言える恐ろしいスペルカード。
弾幕の内容としてはスペカ名になぞらえ三段構成となっている。
まず画面が軽く揺れた直後に勇儀の周辺に高密度の動かない弾幕を展開(一段階目)。
次に同じく画面ゆれの後、一段階目よりまばらな密度で勇儀を中心に、
一段階目より外側の範囲で円状に動かない弾幕を展開(二段階目)。
最後に大きく力を溜めるような演出とともに二段階目よりも大きく長めに画面が揺れ、
二段階目より外側全体を高密度の弾幕で埋める。
この際、最初のセットでは三段階目に配置されるのは小玉弾であるため、
三段階目の領域にいても避けることは可能であるが、次のセットでは画面が真っ白に
埋め尽くされるほどの大玉弾が大量に配置されるためこの領域にいると少なくともボム必至の状態となる。
このため、二段階目展開までは三段階目の場所に陣取り、二段階目展開後から三段階目展開の間に、
二段階目の弾幕の隙間に避難する必要があり、何も知らない初見はここで「必殺」されることとなる。
三段階目展開後は勇儀を中心に外側に向け全ての弾幕が放たれる。
なお、スペカ名がネタバレである点、三段階に展開する弾幕である点、二段階目までの弾幕があきらかに間に入れと言わんばかりに配置されている点、三段階目の前にパワーチャージ音が入る点などから、実際には初見殺しとしては微妙。
ご丁寧に攻撃のタイミングと危険な場所と回避方法のヒントを教えてくれた上での攻撃なので、東方をやりなれた人や勘の良い人なら初見でも十分に回避可能である。
初見殺しのイメージは、どちらかと言うと名前の印象や弾幕のインパクトから定着したものと思われる。
難易度での違いとしては、normal以下では一段階、二段階目が規則正しく列になって弾幕が
配置されるため避けやすいが、hard以上ではランダム配置になるため気合避けの要素が強くなる。
さらにhard以下では三段階目はプレイヤー周辺に弾幕が発生しない仕様になっているため
展開されても即死はしないが、lunaticでは問答無用で発生するため本当に「三歩必殺」となる。
蛇足だが、大量の弾幕が画面内に一度の発生するため、PCのスペックによっては
PCも「必殺」されてしまったりする。別の意味でも恐ろしいスペカである。
グリモワールオブマリサにおいて
勇儀が足を踏み鳴らす度に、彼女が一歩で行ける範囲に弾幕を高密度で埋め尽くす技。
三歩以内ならほぼ即死であるが、勇儀の三歩は広すぎるので、基本即死。
でも、ちゃんと楽しめるように弾幕を配置してくれる処が素晴らしい。力業の中でも遊びの余裕が見られる。
東方ロストワード
同キャラのスペルカードとして採用されている。妖怪相手に特効を持ち、相手の攻撃力が高いほどクリティカルが出やすくなる「弾性弾」を持つ。まさに怪力乱神。
「とある魔法使いによると『力業の中でも遊びの余裕が見られる』とされている」と記述されてるという小ネタが隠されている。
東方ダンマクカグラ
弾幕の演出としてこのスペルカードが採用されている。演出をオンにしている場合背景が揺れるため操作ミスに注意。