概要
1.ネットスラング的には在日韓国人を指すことが多いが実際の意味は上記のように広い意味である。
2.在日外国人の略。
ただし通常は「在日ベトナム人」というように「在日+一般名詞」で使う。
「在日」という言葉を単独で使う場合は、在日朝鮮人(韓国人含む)中でも戦前から住む者とその子孫である特別永住者を指す場合がほとんど。
ネット以前からも、戦後世代以降において普通に使われてきた言葉である。
戦後サンフランシスコ条約締結により日本国籍を失った多くの外国人が祖国に帰国したが、彼らの1/3が帰国を拒否。
在留の根拠が宙ぶらりんになっていたが、1966年「日韓法的地位協定」が発効し協定永住としての在留資格を得る。
1991年に同じく旧植民地であった在日台湾人を含め特別永住者制度に一本化され引き続き在留資格を有している。
元は日本国籍者であったという歴史的な背景があるため他の在留資格の外国人より再入国の制限などが異なっている。
なお同じく日本が統治していたパラオは国家運営や自治の能力がない地域の支援を目的とした信託統治であり日本国籍を与えられることは無かったためそのような協定は必要なかった。
従って、戦後になってから他の外国人と同じ手続きをして入国した在日朝鮮人(韓国人含む)は、通常は単独で「在日」とは言わない。
逆に、彼らの中で日本国籍を取得した者についても、正規の滞在から帰化した者と区別する意味で、併せて「在日」と言われる場合もある。
これらの事情もあり、外国の大使館などに関しては混同を避けるためにマスコミでは「駐日」という言葉を使う傾向がある
対義語→在外
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