概要
鉄道の信号機の一種。駅・信号場へ進入する前の地点、特にポイント(分岐器)の前に設けられることが多く、駅構内・信号場構内の進入の可否を示す。
駅間に設けられている通常の信号機と、信号現示の取り扱いは同じ。1つの信号柱に複数の信号機が搭載されている。
腕木式信号機の時代には、「通過信号機」が併設されていた。駅長が進入の可否を判断する信号機であるため、閉塞信号機と違って無閉塞運転(閉塞指示運転)の取扱は禁止されている。なお閉塞間にある駅(停留場)の場内信号機は、駅の手前にある閉塞信号機が場内信号機の役割をしている。