概要
マナ・コスト | (6)(黒)(黒)(黒) |
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カード・タイプ | 伝説のクリーチャー - デーモン スピリット |
パワー/タフネス | 6/5 |
能力 | 飛行 速攻 トランプル プロテクション(黒) 夜のスピリットは、それが攻撃に参加しているかぎり先制攻撃を持つ |
ミラージュで登場した伝説のクリーチャー。
トリプルシンボルによる強い色拘束と全体で9マナという重さの為、当時黒の隆盛を支えた原動力である暗黒の儀式をふんだんに使用する等の対策をとらなければ通常召喚は困難である。
しかし、それさえクリアしてしまえば高いパワーに加えて各種回避能力、さらには除去耐性を持つ強力なクリーチャーである為、実戦では召喚コストを踏み倒すリアニメイトやオースでフィニッシャーを務める事が多かった。
しかし、怒りの天使アクローマの登場以降はその座を奪われがちに。
また、マジック史上初の合体カードであり、吐息の盗人、残忍な影、アーボーグの豹の3体を生け贄に捧げる事でライブラリーから直接引っ張ってくる事も出来る。
登場当時は「レジェンドの召喚」であったが、神河物語でのレジェンドルールの整備により、伝説のクリーチャー(サブタイプなし)となった。その後、2005年9月のオラクルの変更によってスピリット及びデーモンのクリーチャ・タイプを獲得した。
ストーリー上では、その姿はネコ科の動物に似た部分と名状し難き悪夢とも思える部分を併せ持ったほぼ制御不能の殺戮機械の如き超獣とされ、覚醒した夜のスピリットが残すものは死と破壊だけだとさえ言われる。
この魔物を召喚する知識は吐息の盗人ギルドのみが有していると言われている。
ドミナリアでの出現記録はあまり残っていないが、ケアヴェクの引き起こした戦争の初期にフェレメの首脳部にあまたの声の評議会を全滅させている。
余談
開発当時の名前は「Spirit of the Nightstalkers」であった。これは上記の合体召喚の為に生け贄に捧げる全てのクリーチャーのタイプが「Nightstalkers」(夜魔)出会ったことに由来している。
しかし、全体で24文字という長い名前に加えトリプルシンボルというマナ・シンボルのせいでカードに入りきらなかったことから、ボツになったと言われている。