概要
CV:沢りつお
『獣神ライガー』の登場キャラクター。主人公・大牙剣の祖父。職業は獣医。善神アーガマの末裔であるため、伝承にも詳しい。
両親を早くに亡くした剣を育てた。剣にとっては唯一の肉親。やんちゃな剣をよく叱ったりたしなめたりするが、剣をとても大事にしている。
第11話で、龍造は剣に誕生日プレゼントとして大牙家に代々伝わるペンダントを渡す。そのペンダントのおかげで、10年前飛行機事故で両親を失った際、剣は事故から唯一の生還者になっていた。だが、ペンダントの放つ光は封印の岩やザーラを弱らせる効果があり、そのことを知ったドラゴ帝国が攻撃をしかけてくる。
戦いの最中、龍造はドル・アーミーに捕まって人質にとられるが、リュウ・ドルクによって解放される。
解放された龍造は苦戦する剣を助けるためにペンダントの力を使って助けようとするが、ドル・アーミーはドルクに利用された怒りを龍造を始末することで晴らすことを選び、龍造は剣の目の前でドル・アーミーの鉄球によって容赦なく叩き潰されて殺されてしまう。だが、死の直前の龍造の必死の呼びかけに応えたペンダントの力で、封印の岩を支える腕を溶岩の様に溶かし、ドラゴ帝国に一矢報いた。
龍造の死にはさすがの剣もショックを受けて、心を閉ざしてしまう。第12話では、龍造の死を受け入れられない剣は龍造を探し続けたり、祖父の姿とよく似た溶岩の塊にも思わず祖父だと思いこむなどしていた。
そんな剣の正気を取り戻させるためにゆいは剣の頬を平手打ちしたり、まいは溶岩の塊を砕いて龍造は死んだと剣を叱咤する。この一件で、剣は龍造を守れなかったことへの哀しみ故に現実から逃げていたと皆に明かし、ドラゴ帝国を倒すまで二度と泣かないと誓った。