「『大韓』で滅んだのだから、『大韓』で興すべきである。日本に奪われた国号なのだから、必ず取り返さなければならない。」
《申錫雨》(シン・ソク)
概要
1919年の併合時代の朝鮮で起きた三・一独立運動の後、朝鮮の独立運動をする活動家達が上海で結成した組織。
後に最初の韓国大統領となる李承晩、北朝鮮の礎となった朝鮮人民共和国を作った呂運亨、韓人愛国団を率いて過激な反日運動を起こし続けた金九という、後の時代の朝鮮半島では英雄視されている活動家の面々が勢揃いしていた。
結成初期は強盗で財政を持たせていたが、当時中国大陸を治めていた中華民国の政党の傘下になった事で支援を受けられるようになり、1938年以降は中国政府からの支援金が主な財源となった
1945年にアメリカによって解体されたものの、1948年に臨時政府ではない本当の国家としての大韓民国が活動家達によって建国された。
後の時代への影響
活動家によって国が出来たという経緯からか、韓国では民主主義の一環として、デモなどの集団での活動が頻繁に発生し、時には大規模な活動が起きる事もある。
活動の規模にもよるがロウソクデモで大統領が罷免されたり、ストライキで数千億の被害が及んだりと、大勢の自国民族による感情的訴えが国そのものに影響を及ぼした実例もある。
また、他国の事に関しても集団での活動を起こす事があり、決まり事や約束すら国民感情で覆す事もある。
民主主義にしてはやりすぎなその在り方は、どちらかと言うと民族主義に近い。
韓国にとっての親日
臨時政府のメンバーだった李承晩の代から続く反日教育によって、韓国の中では「日本=悪」という反日思想が深く根付いている。
その影響で親日という言葉が韓国ではネガティブな意味を持っており、「親日派(チニルパ:친일파)」という言葉が韓国だと「非国民」や「売国奴」という意味で使われる事がある。
そのせいか韓国にとっての知日も反日と大差なくなっている。