CV:天田益男
人物
ニット帽がトレードマークの青年。29歳。カメラマン。
ガラの悪い性格で、飛行機では禁煙席でも平気で喫煙し、注意してきた隣の乗客にタバコの煙を吹きかけており、恋人の天野つぐみにも苦言を呈されている。
カメラマンとして数々の賞を取っており、3年前にはとあるマンションの火災現場をカメラに抑えたことで有名になった。来日したアメリカの有力上院議員・ディクソン氏のスキャンダルシーンが撮られたネガフィルムをロサンゼルス新聞社に高額で買い取ってもらおうとアメリカ行きの飛行機に搭乗していた。
しかし、機内のトイレで死体となって発見される。死因は首を刺されて頸椎が損傷したことによる窒息死。
ここから先は事件終盤におけるネタバレあり
「いい瞬間ってーのは、待ってても来ねーんだ…自分で作り出すんだよ…」
彼が殺害された理由、それは例の火災写真にあった。
実は例のマンション火災は彼が決定的な瞬間を納めるために自ら放火したものだった。そのマンションの住人にはつぐみの兄が含まれており、つぐみの兄はその火災に巻き込まれて死亡していた。
彼はそのマンションの住人の中につぐみの兄がいた事は知らなかったらしく、つぐみに対して得意顔で上記の台詞を放ったことで彼女の復讐心に火をつけてしまい、殺害されたのだった。
ちなみに、上記のスキャンダルシーンが撮られたネガフィルムは、上院議員の使者であったエドワード・クロウが遺体発見時に回収を試みるが、ネガフィルム絡みの犯行にミスリードする目的でつぐみがソーイングセットのハサミで切り刻み、機内トイレに流していたため、発見できなかった(その際につぐみの衣服に付着したネガの切れ端が彼女の座席付近に落ちており、状況証拠の一つになった)。
余談だが、このエピソードがアニメ化前に放送されたアニメオリジナルエピソード「スクープ写真殺人事件」では大鷹と似たような手口で殺人を犯した犯人・柳瀬隆一が登場していたりする。
関連タグ
ケント・スワンソン(デッドライジング):主人公との写真勝負に勝ちたい目的のために手段を選ばなくなってしまい「人間がゾンビ化する瞬間」を撮るために、無関係な人を拉致してゾンビ化させようとするなど、大鷹と同じく決定的な写真を撮る為に悪事を働くカメラマンという共通点がある。