概要
秋田書店の月刊少女漫画雑誌「ミステリーボニータ」に連載されている青木朋による漫画作品。
ストーリー
時は北宋、徽宗の治世。王族を代表し、親善大使として宋の都を訪問することになった金国の皇女・アイラ。しかし、その道中刺客に襲われてしまう。その時に助けてくれた宋の花火職人の青年・凛之に一目惚れしてしまったアイラだが、宋の第九皇子・康王との縁談話が持ち上がっていて…?
(コミックシーモアより引用)
登場人物
アイラ
本作の主人公。金の皇女。同盟国である宋に親善大使としてやってくる。武芸にも秀でている。
白凛之
宋の花火職人の青年。アイラを助けたことで一目惚れされるも、きっぱりと断っている。薬草や鉱石など、幅広い知識を持っている。物語が進むにつれ、花火職人以外の顔が判明。
康王
宋の第九皇子。アイラとの縁談話が持ち上がっている。一見穏やかだが、猫かぶり。
アイラが飼っているシロハヤブサ。ケガをしたところを助けてもらったため、凛之にも懐いている。
宋国
宋の現皇帝。アイラとの縁談を康王に命じているが……。
円珠
宋の皇女。儀福帝姫。兄である康王とアイラの縁談が気に食わず、アイラに嫌がらせをする。
宋の第三皇子。貴妃の子。書画の才能が有り、皇帝から寵愛を受けている。皇太子を蹴落とそうとしているが、実際は蔡居安に利用されているだけ。
宋の皇太子で凛之の上司。皇帝とは折り合いが悪い。新兵器の開発をしている。
宋の宰相で最大権力者。当代一の書家。
保和殿大学士。蔡太師の長男。皇帝と個人的にも親しく影のように付き従う側近中の側近。皇太子を失脚させるべく暗躍、鄆王や童太尉を操る。
軍事のトップ。蔡居安に踊らされている。
閻月琴
内省夫人。後宮女官のトップ。凛之の元婚約者。
金国
アイラの四番目の兄。アイラの護衛役として共に宋を訪れる。
アイラの二番目の兄。金の名将。重度のシスコンで、アイラが襲われたと聞き宋へ駆けつけた。
アイラの父。金の皇帝。
ノーギ
アイラの侍女。宋マニアで、宋のことに詳しい。アイラの良き理解者。
アイラの叔父。父の弟で跡取り(金では息子ではなく弟が跡を継ぐ)。