秋田書店の「月刊ボニータ」誌で1982年より連載された市東亮子の学園アクション漫画である。未完。
常人離れした強さ(戦闘力)を持つ美少女コンビが、制服姿で悪党どもをバッタバッタとなぎ倒す系アクション作品の代表格であり元祖的存在である。
概要
『東海道中膝栗毛』の主人公である「やじきた」コンビになぞらえた通称を持つ、凄腕の女子高生2人組が、日本各地の学園を転々としながら、痛快な立ち回りで颯爽と事件を解決していく少女漫画。
コミックスの巻末に、数々の楽屋オチ企画が毎回書き下ろされるのもお約束であった。
しかしながら、ファン制作による「同人誌」が、コミックス内で紹介された飲食店を「まずい」などとけなしたうえ、画像の無断転載を行ったことに作者の市東が激怒。
怒りがおさまらず、連載は1991年に打ち切りとなり、長年休止となった。
2003年に連載が再開。
掲載誌を変えながら、シリーズ40周年となる2022年5月に『やじきた学園道中記F』が完結した。その後もスピンオフ作品が継続中。