CV:織田優成
概要
『刺青の聲』の3人目の主人公で、26歳の若手ノンフィクション作家。
黒澤怜の婚約者だった麻生優雨(故人)の友人であり、2作目『紅い蝶』の主人公である天倉澪・繭の叔父にあたる人物でもある。
夢に囚われるようになった姪の澪を救う為に眠りの家を調べるが、自身もその悪夢に囚われるようになってしまう。
麻生優雨、そして深紅の兄・雛咲真冬とは仕事仲間だった。
リアリストであり、心霊現象には懐疑的。
そのせいか怜や深紅と比べて霊感が弱く、射影機による戦闘は不向きである。その代わり「物陰に隠れてやり過ごす」という独自のアクションが用意されている。
また身体能力に優れており、道を塞いでいる障害物を動かしたり、離れた足場へ跳び移るといった行動が可能。
「髪を梳かす女」こと久世鏡華が想いを寄せた柏木秋人と瓜二つの顔立ちであることから、眠りの家では幾度となく彼女に付き纏われる羽目になる。作成スタッフ曰く「女難の相」があるらしい。
本編後半、刺青の巫女を封印する手段を2つ見つけ、その内の1つを実行に移すも目論みは失敗、巫女の呪いにより黒い染みとなって死亡してしまう。
………が、これは1周目の展開であり、2周目以降は螢を操作できる『刻』の間で『鏡華の耳飾り』というキーアイテムを入手した状態でゲームを進めると、最期は死亡せず眠ったままとなって真のエンディングが見られる。