太母殺し

たいぼごろし

魔物や竜などの「太母」を象徴する存在と戦い、それを倒すこと。

概要

ドラゴン退治や鬼退治など、魔物と戦って打ち勝つ物語は洋の東西を問わず数多い。

ユング心理学の視点でそれを分析すると、竜や魔物は偉大なる母親、すなわちグレートマザーの負の側面であるとされる。

つまり、怪物退治は子供（主人公 / 人間）が母（怪物 / 大自然の脅威）の手を離れ（退治 / 鎮圧）、一人前の大人になる（成功 / 繁栄）意味合いをもつとされる。

関連イラスト

関連タグ

グレートマザー　太母の誘い

ドラゴン退治　鬼退治

ティアマト…『メソポタミア神話』の女神。新しい神々の横暴に怒り、竜と化したティアマトは子孫のマルドゥクに打ち倒される。最古の太母殺しの物語。